劇場公開日 2018年3月30日

  • 予告編を見る

「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」ヴァレリアン 千の惑星の救世主 しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2018年27本目の劇場鑑賞。
バンド・デシネの巨匠ジャン=クロード・メジエールの伝説的グラフィック・ノベル「ヴァレリアンとローレリーヌ」シリーズを、
長年の悲願を実現させ、
ついに実写映画化したSFアドベンチャー超大作。
様々な種族が共生する28世紀のアルファ宇宙ステーションを舞台に、
宇宙の平和を守る特殊エージェント、
ヴァレリアンとローレリーヌの活躍を壮大なスケールで描き出す。
本作に原作(漫画)が存在したのは知りませんでした。
デヴィッド・ボウイの歌声で始まる冒頭に魅せられるなか、
宇宙ステーションがだんだんと巨大になって、
最後は全宇宙の生命体が集まるアルファ宇宙ステーションになっていくのは面白い。
凝りに凝った映像や、
多種多様なエイリアンやクリーチャーの造形、
リアーナ演じるグラムポッドの変幻自在のポールダンサーなど、
観てる分には楽しめますが、
肝心なお話はというと、
そこまで目新しい展開はありません。
リュック・ベッソン監督が大好きな作品を自己満足に作りましたみたいな映画でした。

しょうちゃん