劇場公開日 2018年5月12日

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「原作読破済みです」孤狼の血 msnさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0原作読破済みです

2018年6月21日
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原作がとても面白かったので、映像化していると知って慌てて見に行きました。
監督が「原作にない下品さ、えぐさ、グロさを足しました」と仰っていましたが、まさにその通りでした。序盤のリンチがまあえげつないこと…(ヤクザ映画初心者の為、そう感じるだけかもしれませんが…)
主人公二人の関係性を初め、色々と関係性や人物が違ったりオリジナルキャラクターがいたりと、映像化するに当たってかなり改変があり、多々戸惑いがありましたが、原作とは違う別物の作品として見れば、これはこれでありかなあという感じ。
ただ事件や人物紹介そのものはかなり端折られ急いで回収されるので、原作を読んでないとわからないのでは?と思う部分もありました。
映画での日岡とガミさんの関係が後半、ある大事件をきっかけに日岡の気持ちの中で本当の師弟関係になってからの、日岡の立ち回りがとてもよかったです。原作には描かれない後半のシーンは見ていてスッキリしました。

ただ、一つどうしても大声で言いたいのですが、原作の日岡は日岡とかいて「ひおかし」と読むのです。映画で「ひおか」と呼ばれるたびに、なぜ「ひおかし」ではなく「ひおか」になったのか、最後まで違和感で気になって仕方ありませんでした。
脚本、ちゃんと原作読んでたのかなあ。うーん…

msn
den98さんのコメント
2018年8月13日

>原作の日岡は日岡とかいて「ひおかし」と読むのです。

それは「日岡秀一」という漢字に対して「ひおかしゅういち」というふりがながその幅に均等に配置されているため、「日岡」の横に来るのが「ひおかし」の4文字というだけで、登場人物の名前としては日岡 秀一(ひおか しゅういち)というのが正しい読み方ですよ。

den98