ぼくの名前はズッキーニ

劇場公開日:

ぼくの名前はズッキーニ

解説

母親を亡くし孤児院に入れられた少年が周囲の人々との関わりの中で成長していく姿を描き、第89回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされたスイス製ストップモーションアニメ。アルコール依存症の母親と2人きりで暮らす9歳の少年ズッキーニ。ある日、ズッキーニの過失によって母親が死んでしまう。親切な警察官に保護されて孤児院で暮らすことになった彼は、新たな環境の中で自分の居場所を見つけるべく悪戦苦闘する。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門の最高賞にあたるクリスタル賞と観客賞をダブル受賞。日本では、東京アニメアワードフェスティバル2017の長編コンペティション部門に出品・上映され、優秀賞を受賞している(映画祭上映時タイトル「ズッキーニと呼ばれて」)。

2016年製作/66分/G/スイス・フランス合作
原題:Ma vie de Courgette
配給:ビターズ・エンド、ミラクルヴォイス
劇場公開日:2018年2月10日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第89回 アカデミー賞(2017年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第74回 ゴールデングローブ賞(2017年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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(C)RITA PRODUCTIONS / BLUE SPIRIT PRODUCTIONS / GEBEKA FILMS / KNM / RTS SSR / FRANCE 3 CINEMA / RHONES-ALPES CINEMA / HELIUM FILMS / 2016

映画レビュー

5.0実在感たっぷりの素敵な施設ライフ

2018年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

デフォルメされたキャラの人形によるストップモーションアニメだが、非常に強い実在感がある。まず画面に奥行きがある。絵やCGのアニメーションと違い、それは本物の奥行きなのだが、奥行きの重要性みたいなものを実感した。照明の設計も上手い。

物語が極めて実際的な、児童養護施設に関する物語なので、このリアリティは欠かせかった。そもそもこうしたアニメーションでは語ることの難しいと思われる題材だが、見事なリアリティを構築している。

児童養護施設の取り上げ方も素晴らしい。親元を離れるのは悲劇であるが、施設で暮らすこと悲劇でなかく、幸せな体験として描いている。描かれるのは悲劇ではなく、素敵な施設ライフなのだ。

児童養護施設出身の漫画家、りさりさんの『きみとうたった愛のうた』や『いつか見た青い空』を思い出した。施設は悲劇の象徴や愛を亡くした子どもの行き場ではない。そこには愛もあれば、楽しい思い出もたくさんある。

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杉本穂高

1.0流石♥フランス人 車の中から凧揚げ。『電信柱』無くて良いね。

2023年8月2日
スマートフォンから投稿
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マサシ

3.5日本ならキュウリか?

2021年11月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2021年11月14日
映画 #ぼくの名前はズッキーニ
(2016年)スイス・フランス映画鑑賞

ネグレクト、虐待などいろんな理由で児童養護施設に預けられた子どもたちが主人公のストップモーションアニメ

苦しくなるような内容からの、できすぎなエンディングですが、個人的には好きです

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とし

3.0絵本の様な。

2020年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

立体絵本を見ている様な映画だった。
かわいい夢のある物語だと思ったけど。。

施設での出来事。
現在の世の中の子供の今を描いている。
子供ってこんなに色々な事を感じて生きているんだと。思っている以上に子供達は大人だった。

仲間の絆。友情が心温まる作品だった。

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しろくろぱんだ
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