劇場公開日 2018年9月1日

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「原作ファンでなくてもガッカリなのでは?」きみの鳥はうたえる シンドラーの手帳さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0原作ファンでなくてもガッカリなのでは?

2019年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作ファンにとっては、もはや許されないほど改編・・・・というより、大省略されており、何とも虚しいと思う。
原作は、どちらかというとサスペンスであり、もっと言えばハードボイルドに近い青春小説であるのだが、映画は生ぬるい恋愛映画になってしまっている。
男二人に女一人という三角関係は、映画界における伝統的なトリオであり、いまさら感があるが、こう正面切っててらいなく表示されるにつけ、製作者の若さを感じてしまう。その意味では、原作ファンでなくてもガッカリなのではと思った。
また、「僕」の造形も一面的で愛すべき存在ではないし、佐知子に共感出来る人間も少ないと思われる。それらの点は原作においても同様なのだが、それだからこそ静雄のキャラが立つのだが、せっかくのそれも大省略によって封印されるのだ。失敗作であろう。

シンドラーの手帳