劇場公開日 2017年7月28日

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「ほとんどホラー。“悪”の本質を問う、ダークファンタジー!!」ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ほとんどホラー。“悪”の本質を問う、ダークファンタジー!!

2017年8月1日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:人間が持つ“悪”というテーマを問う内容に、ファンタジーでありながら思わず考えさせられる。
否:ホラー映画のような描写がかなり多いので、小さい子や苦手な人には不向き。

 急に驚かせたり、おどろおどろしい描写が大半を占めるので、途中でホラー映画を観ているような感覚になります。なので、苦手な人には向かない作品ともいえそうです。
 悪にその身を毒され、封印された古代エジプトの王女・アマネット。そしてそんな彼女に選ばれ、封印を解いてしまった主人公・ニック。あの「ジキルとハイド」のジキル博士も絡んで問いかけられるのは、人間の誰しもが持つ“悪”の本質です。そのいわば“闇”の部分とどう向き合っていくのか、そんなことを訴える大人向けのテーマが垣間見えるようです。
 家族サービスには不向きですが、気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド