劇場公開日 2017年10月7日

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「【”君に生きていて欲しくって・・”夢見がちな女性を、大人の包容力で静かに見守り続けた男の、妻を愛する姿が心に沁みた作品。】」愛を綴る女 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”君に生きていて欲しくって・・”夢見がちな女性を、大人の包容力で静かに見守り続けた男の、妻を愛する姿が心に沁みた作品。】

2021年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作は、観る側は後半まで、見事にミスリードされる。ー

  ・夢見がちな、若く美しいガブリエル(マリオン・コティヤール)は、最愛の男性との結婚を希望しながらも、不本意ながら両親が決めた正直者で、情の深いスペイン人労働者ジョゼ(アレックス・ブレンデミュール)の妻となる。

  ・ギクシャクした夫婦関係が続く中、ガブリエルは流産し、腎臓結石と診断され、アルプスの山麓の療養所で治療をする事に・・。

  ・そこには、インドシナ戦争で負傷したアンドレ・ソヴァージュ中尉(ルイ・ガレル)が居た。
  ー ルイ・ガレルと出会ったら、そりゃ靡くよね・・。ー

□今作は、ここからの、夢見がちな、若く美しいガブリエルが経験する、美しくもエロティックなシーンが魅力的である。
 そして、観る側は、完全にミスリードされていく・・。

<ガブリエルに男の子が生まれ、(ここでも、未だ見る側はミスリードされている)、成長した彼がアンドレ・ソヴァージュ中尉が愛した、チャイコフスキーの美しきピアノ曲”舟歌”を弾くシーン。
 そして、ガブリエルが、アンドレ・ソヴァージュ中尉と一緒に撮った筈の写真に写っていた風景。
 情の深いスペイン人労働者ジョゼの男としての器の大きさと、夢見勝ちな女性ガブリエルを演じた、マリオン・コティヤールの一途な思いと、エロティックな姿が印象的な作品である。>

NOBU