劇場公開日 2018年3月3日

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「極貧だが上を望まず不平も吐かない自然な生き様に胸が震える」しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス フレンチカンカンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0極貧だが上を望まず不平も吐かない自然な生き様に胸が震える

2021年11月8日
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電気も引いてないカナダの片田舎。モード・ルイスは不自由な体だが兄に住む家を売られ、叔母に預けられているが死産した経験を持つ。魚の行商を営むエベレット・ルイスの求人掲示板に応じ、家を飛び出したルイスは彼の家政婦として働くことになったが、孤児のルイスは人の使い方が分からずおろおろするばかり。
「ベッドは1つしかないから雑魚寝をしろ」と共同生活が始まる。しかし彼女は人の噂なんか全然気にしないむしろ面白がる性格で、暇を見ては壁や板切れに絵の具を塗りつけて花や人の絵を描いて行く。
極貧だが上を望まず不平も吐かない自然な生き様に胸が震える。
絵の好きな人はプラス1星付けるだろう。

ezu