劇場公開日 2018年6月8日

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「透明感があって素敵な映画でした。」羊と鋼の森 ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0透明感があって素敵な映画でした。

2018年6月9日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

「羊と鋼の森」鑑賞。

*概要*
2016年・第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説の実写映画化。

*主演*
山﨑賢人

*感想*
原作は未読。予告編を観て、ピアノの演奏と森林の映像が美しくて、つい、心惹かれてしまったので鑑賞。

森で囲まれた家で育った青年がピアノの調律師になり、様々なピアニストと心を通じ合い、苦悩や葛藤、挫折を味わい、仲間に支えながら成長していくヒューマンドラマ。

原作との違いはわかりませんが、率直に素敵な映画でした。鈴木亮平が演じる柳が個人的に結構好きだな~優しいし、外村がピアニストから悪口言われてもちゃんとフォローしてくれるし、関係性も良かった。

あと、ピアノの調律師の仕事ってあまり詳しくはないけど、めちゃめちゃ大変な仕事なんだなって改めて思いました。一つの音が狂うと全ての鍵盤がダメになる。自分には到底出来ない職業ですよ。(^^;

それぞれのピアニストの過去はちょっとあっさりしてるけど、上白石姉妹のピアノ演奏が素晴らしくて、癒された。

最初は、ピアノの音と外村が感じた森のイメージが結び付かなかったのですが、中盤からは納得いきました。

「羊と鋼の森」は、ピアノを指していることが物語が進むにつれて理解できるし、それプラス山﨑賢人が演じた外村がピアノの調律師としての仕事の姿勢、調律の仕方を一から学び、様々なピアニストと心を通じ合って苦悩や葛藤して挫折しながらも仲間から支えられてだんだんと成長していく所が素晴らしかったな。

話のテンポが少し悪かったけど、全編を通して透明感があって美しかったですし、癒されました!

最後の久石譲さんと辻井伸行さんの楽曲が素敵でした!\(^^)/

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ひろっぴ