ペット 檻の中の乙女のレビュー・感想・評価
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鮮やかなタイトル回収
違和感を残しながら展開するストーリーなので、あれこれ妄想を巡らせつつ見られて楽しかったです。
紆余曲折のすえ、ラストシーンで原題のPETを感じさせる様は興奮しました。客観的な構図としては男が飼われているけど、精神的には女が自分を愛(玩)されている意識で救われていて、いい関係性だなと思いました。
まさかのネイトwww
23.2.23
U-NEXTにて鑑賞
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全体的にコンパクトで、展開もスムーズだったかな。
監禁物の映画は今までも何本か観てきてるけど、
他とは違うアクセントが取り入れられていて良かった!
女性と男性の立場が少しずつ変わっていく様が
とても見どころだと思う。
恋は盲目とは言えど、知ってるかどうかわからん奴に
一目見て運命感じたとか言われるとドン引きよね。
それからの行動もかなりの大胆且つ異常ぶりで、
最初のセスのサイコぶりは良かったけど、
本当のサイコじゃないんだよな〜これが。
あとあと、本当の"サイコ"がどういうものかわかるのが
面白かった。
そしてまさかのネイトwww
まじ不運過ぎてこの作品での1番の被害者な気がする...
最後の思い止まったところ、
本当に彼女はセスに助けられたんだなと思いつつ、
あんな状態で生かされているとは思わなかったから
なかなかの大逆転ぶりではあったなー。
☆-1.0の理由としては、
ホリーが居なくなったにも関わらず誰も捜索願いを
出していなかった点と、
なぜあれだけ人を殺しているのに捕まらないのかが
不思議でならなかったため。
(海外は犯罪社会が認められてんのか?w)
男が美女のストーカーとなり、檻に監禁する話だが、美女が強い殺人鬼だ...
男が美女のストーカーとなり、檻に監禁する話だが、美女が強い殺人鬼だったため、返り討ちにされてしまう。
恐らく、男が犯罪者と見せかけて、美女の方がやべーヤツだった。という見せ場を描くために作られた映画だ。
その種明かしが終わってからは蛇足だったかもしれない。
もっとバイオレンスな展開に期待していたが、ほとんど無かった。
サスペンスが好きな人にオススメです。
タイトルはミスリード
前半は、女を監禁した男のサイコっぷりがよく描けているが、後半は一転して、監禁された女がそれを上回るサイコだったことがわかる。最後、立場は逆転する。
ペットとして拉致したわけではないから、タイトルはミスリードだ。
ストーリー的には、もう一捻りあればよかった。また、全体的にあっさり感があって、細部の詰めの甘さが、スリルを減じている。
あと、もの足りなさが残るのは何故か。役者の存在感が不足? 設定がとってつけたような感じになってしまうのを補う存在感が欲しい。
なるほどそうくるか
LOTRのメリーがこんな非道なコトをッッ・・・!
という印象がどうにも抜けないので、そもそもニヤつきながら見てしまった。とてもナチュラルかつピュアな『思い込み救済野郎』なキャラクターが、最初はキモいが少しずつ好感が高まって良き良き。
檻にブチこまれた女が乙女っちゅーかもうシリアルキラービッチで、すぐさま男と対等な立場に立ち、手玉にとってゆく過程は展開が単純になりがちなスリラー映画としては異色でとても面白いけれど、女がこれまで捕まってない事に違和感を隠せなくて、作り込みが足りないからなのか、展開は良いがチープさが目立つ。映像が非道でグロい分、そういった安っぽさはどうにもテンションを下げる一面があるような・・・。
何とも切ない気持ちになってしまうラストに注目!
レクター
よくある監禁モノとは全く違い、予測不能の展開。「君を救いたいんだ」という言葉がなぜだか不自然に思えたのに、ホリーがサイコキラーだったという驚愕の事実。いやまて、彼女は小説家志望なんだぜ?全くのフィクションかもしれない・・・。しかし、ホームレスに火をつけ焼死させていた現場をセスは目撃していたのだった。愛がどうのこうの語るシーンは興覚めだったけど、多分童貞男のセスには丁度よかったのかもしれません。また、自分の指を切り落として愛を得ようとするのは彼自身が監禁することで憔悴しきっていたのかもしれない。恐ろしいのはそんな純粋男を手玉にとり、結局は逆に監禁する大逆転な発想には感服。途中、ホリーがハンニバル・レクターにしか思えなかった。
Insane(インセイン)てローマ字だと『陰惨』だな
ホラー映画の作品である今作は【未体験ゾーンの映画たち】という日本未配給の映画を上映するというプログラムの中の一作。
エロ要素が入ってるということだったので、観てみたのだが、やはりハリウッド、その辺りは規制が厳しく濡れ場等は皆無で、あくまで拉致監禁という暴力性をフェティシズムと捉えれば一部の好事家にとっては美味しいネタなのかもしれないが・・・
ストーカー男が掴まえた筈の女はとんでもないサイコパズでシリアルキラーだったという逆転のプロットが作品のキモなのだが、その鍵は『愛情で詐欺』という古典手法。途端に主従が逆転する辺りは、谷崎潤一郎『痴人の愛』のプロットに通ずるが、こっちは無理矢理拉致だから、チョット違うかな?まぁでも、檻の中での狂気を表現する女の様は、映画とはいえ悪寒が走る位の冷静沈着ぶりだ。ラストシーンの親友を実は飼っていたという件は、まぁ恐怖を補完する気持ちでの演出なのだろうが、恋人を殺さないという所の狂気をもっとシーンとして深く突き詰めて欲しかったとは思うのだが・・・
職場で飼うというちょっと都合の良いシチュエーションは安っぽく感じたが、ホラー映画なのだから仕方ないとしようw
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