散歩する侵略者のレビュー・感想・評価
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黒沢清監督作という点からホラー、あらすじからSFを連想しがちである...
黒沢清監督作という点からホラー、あらすじからSFを連想しがちであるが蓋を開けてみるとヒューマニズムな面にフォーカスを当てつつ色々な要素を含んだエンターテイメント作に仕上がっている
出来としては中々派手さはないものの設定のユニークさといい他の映画と一線を画す独自的な映画であると感じた
このような映画には個人的に何か一種の気持ちいいものがあるので今後もこのようなユーモアに富んだ映画に出会えるのを楽しみに待ってます
エンタメ作品
前情報一切なしで行ったのでいつものホラー系の黒沢清映画と思ってたら違いました
でも演出とところどころは黒沢ですが
ミステリー、コメディ、ラブストーリー、アクション、感動などなどふんだんに盛り込んだエンターテイメント映画でした
この映画好きです
あと毎回車窓がバリバリの合成なのは十八番やお家芸みたいなものでしょうか。
急にコントみたいになるからこういういつも笑ってしまう
長澤まさみと松田龍平は、それぞれの個性にピッタリ
映画『散歩する侵略者』を見て来ました。大変ユニークな設定ですが、そこは邦画です。こじんまりとした作品に仕上がっています。
宇宙人が人間の概念を奪うという設定がミソですね。
長澤まさみと松田龍平は、それぞれの個性にピッタリの役どころで、良く演じています。
好きだ!なんて大声で叫ばなくったって、ラブストーリーは成立するわけで
とてつもなくB級の雰囲気を醸しながら、実は深いメッセージが込められている。そりゃあ黒沢清監督なんだから、その辺の担保はあるものと安心して観ているわけだが。
澄ました顔して野望を抱える侵略者、「概念」が取り除かれるとタガが外れたように心が解放される人々、声高に真実を訴えられても無反応な民衆、、、アホ臭いなあと思うんだけど、はたと我が身を振り返るとそら恐ろしくなっていく感覚に侵されている。いや、これ結構現実なんじゃないか、と。
それまで冷徹だった侵略者松田龍平が、長澤まさみから〇〇の概念を奪ったとき、不覚にも涙で潤んだ。しかもその概念は、松田龍平の知識となるだけでなく、感情となるのだ。なんとも皮肉なことか。お互いが同時にその感情を持ちさえすれば、幸せが存在するのに。
ただ個人的には監督の画はいつも不気味すぎて好きになれず、物陰の使い方なんて怖くてイヤ。ま、近所がロケ地だったんでいいか。
**は地球を救うって・・・^^;
冒頭のスプラッターからどんだけ面白くなるねん!?思わぬ当たり作品かと期待するも・・・・
アングラな小劇団の舞台なら延々と睡魔で戦いながら寝落ち確実zzz
長澤まさみちゃんのナチュラルな可愛さと長谷川さんの踏ん張りで、なんとか半落ちしながら鑑賞^^:::
最後いきなり・・・キョン2登場
そして、愛は地球を救うって結末な☆2.2
侵略者の目的は人間の頭の中
宇宙人が地球に侵略してくる話
面白かったなぁ〜
人類の中で、最も尊ぶべきものは愛である
そもそも、宇宙人が愛を知っていたら侵略など考えないのではないか
愛を知ると、今まで見ていた景色も、全く違うものに見える
それは、私たちの日常生活にも言えていて、人のものを欲しいと思ったり、妬んだりするのは、愛が欠けてるんじゃないかっていう話
宇宙人は愛を知らないから、平気で人を殺しちゃうんだね
いろいろと考えさせられる話だった。
突拍子もないけど面白かった
設定が傑作映画メッセージのようで、80年代のチープなSFのようで。不安を煽りつつユーモア溢れる演出は面白い。でも、爆撃シーンは必要だったのかな。舞台で観たらもっと面白かったと思う。
人間とは何か?
これは侵略者とド派手なシーンでバンバン撃ち合ったりとかそういうことはほとんどありません。あとサスペンス的な要素も冒頭以外、ほとんどありません。たまに銃撃戦がスパイス程度に添えられているくらいで、大筋は「人間とは何か?」「何が人間たらしめているのか?」とテーマに描かれたヒューマン(&侵略者)ドラマです。
ストーリーは省略しますが、映画らしい映画です。鑑賞後は何とも言えない感傷に包まれました。クレジットも短いので、ラストシーン終わった後、心の整理がつかないまま明るくなった感じでした。
おもな見どころというか考えさせられどころは2か所、長谷川がスーパーの駐車場で演説するシーンと、長澤まさみと松田龍平による最後のやり取りから終わりまでのシーン。全員のキャラが非常に独特だったということもあって、中々に心に残りました。
惜しむらくは説明不足な点がいくつかあったところ。映画自体は長い方なので、これ以上は仕方ないかなとは思いますが、いくつか未消化な部分は残りました。原作読めば分かるのかな?
とりあえず、個人的には良かったと思います。ある程度の人生経験を積んでいないと理解できない大人向けですね。
舞台脚本の映像化の難しさ
原作が「舞台脚本」だと知って
劇場に観に行った、
そのせいか・・・。
終始「舞台演劇」の香りを
感じてしまった。
すごく面白い脚本だと思う。
舞台という限られた演出しかできないところで
おそらく「会話劇」だったろう今作を
そもそも「映像」にする必要があったのか?
ずっと引っかかりながらの鑑賞だった。
漫画やアニメの実写化が難しいのは
今やキュウソネコカミの歌にもなっているが
舞台の実写化も同じく難しいのかもしれない。
キャストは良かったと思う。
松田龍平はハマってた。
こういう役が似合ってた。
そもそも感情のない役が多い。
うってつけだと思う。
長澤まさみ。
いつの間にこんなに人妻役が
似合う女優さんになったのだろう。
いい歳の重ね方だなぁ。
あと、個人的には
笹野高史さんが良かった。
さすがベテラン。
映るだけで画面が引き締まる。
観て損はないが
サービスデーでもいいかな
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