劇場公開日 2017年3月18日

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「お役所仕事というけれど」わたしは、ダニエル・ブレイク Rさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0お役所仕事というけれど

Rさん
2023年3月16日
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事務的な対応は、日本でもどこかで見たことがあるような、身近なものに感じられた。
血の通った人対人のやり取りなのに、とても冷たくて、相手の事情や気持ちは見て見ぬふりされる。
でも、それはなにもダニエル・ブレイク側だけのことではなくて、役所側の人たちも、職を失わないように守らなければならないルールがあって、特別扱い出来ない事情がある。
困っているのに助けてくれないと悪者のように見えてしまうけれど、誰が悪いということではなく、もっと大きな問題なのかなと思った。
イギリスの状況はよく知らないけれど、とても攻めた映画なんだろうなあ。

最後のダニエル・ブレイクの手紙が、タイトルも含め全てを回収していた。
隣人を助けるように、みんなが助け合えたらいいのにね。

考えさせられる映画だったけど、観ていて辛かったので個人的に好みではなかった。

R
Mさんのコメント
2023年3月26日

自分からの見方だけでなく、冷たく見える役所に勤める人のことまで考えられるのがすごいですね。

M