素晴らしきかな、人生のレビュー・感想・評価
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CMと映画の境界とは
中々
面白いストーリー 発想 会話もよい ほとんど最後までは楽しめたけど 見終わって残ったのは 何か長いドラマ仕立ての保険会社かなんかのCMを見せられた感じ 何なんだろう これは
舞台は広告代理店 正に セリフもコピーライター風 CMと映画の差 セリフとコピーライターの差 は何だろうかと考えさせられた。 アカデミー俳優を起用した豪華なCMなら どうせなら 最後社名をバーンと出して 無料で公開したら
というわけで ☆はナシ
邦題も他になかったのかな
"collateral beauty" 字幕では美のおまけとかより訳してたかな
昨年末公開ならもっと良かったのに・・・
またしても変な邦題に見る前に鑑賞欲が、下がりましたが。。。
ウィル・スミス渾身の演技に!(◎_◎;)
ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンなどもオファーを即快諾しただけあって、見応えありました。
冒頭、辣腕広告マンのウィル演じるハワードが、語る「愛・時間・死」・・・
そこから急転、愛娘をなくし廃人のようになり精気をなくしたウィル・スミスの窶れっぷりは、過去の彼の作品では観た事のない姿。。。。
そんな彼を社会復帰させようと同僚3人が、探偵を雇って、舞台俳優3人に「愛・時間・死」をそれぞれに演じさせハワードの心を開かせようとするのですが・・・・
この同僚3人も各々「愛・時間・死」の問題を抱えているって話も同時進行します。
舞台俳優3人とハワードが各々会話するシーンが、終盤えええええって事になり、どこかで寝落ちしたのか!?ってほど????状態になりました。
そして、益々精神が撹乱するハワードの前に現れるセラピストの女性が・・・
この作品には、ドミノが出てくるのですが、終盤そのドミノが倒れていくように、出演者それぞれの問題が解決していきます。
そしてクリスマスイブの夜。。。。ハワードの心が・・・再び!!
予想に反してスピリチュアルな作品で、後からジワジワくる良作でしたが、もう少し鑑賞意欲がわく邦題で、昨年末公開ならって感じなら話題性も違ったかも!?
☆3.8
クリスマスに一人で過ごすなんて、、、。
予告編で見た感想と少し違った。
最愛の娘を亡くした主人公のウィル・スミスが絶望のどん底から色々な人の力によって再び立ち上がる物語。
見終わった人の中にはこの作品に現れる3人の俳優『死・時間・愛』は本当に存在しないと感じるかもしれない。
僕も最後の描写ではそうだったのかもしれないと感じた。
作品としては90分ちょいでよくまとめられていたと思う。
もう少し長かったらグダグダになっていたかもしれない。
見ている途中は「あんまり説明が無いんだな」と思っていたが、それを回収する布石だったんだねって感じ。
最愛の子供を亡くすなんて想像もできないし、想像したくない。
それでも世の中には同じ経験をしてしまった人がたくさんいると考えると非常に辛いと感じた。
ウィル・スミス自身も娘や息子と映画の共演があり『幸せのちから』はそこそこ良かった。シャマラン監督の「なんとかアース」は説明する気にもなれないが、、、w
脇を固める配役も豪華でヘレン・ミレンはやはり安定した迫力と存在感を示していた。良い役だったなーw
ラストは多くは説明しないが、ウィルの大粒の涙に持っていかれてしまった。
『スーサイド・スクワッド』ではデッド・ショット約が面白かったけど、しっとりとした役もできるんだからやはりドル箱スターだなと思ったw
大好きなアメリカのクリスマスはどこの家庭も笑いや幸せにあふれていて、そんな夜に一人で過ごすなんてのは似合わない。
やっぱりクリスマスの夜はこうでないとね。
ゆっくりと受け入れて、まっすぐ前を、上を向いて、胸を張って歩いていく。そんな作品でした。
最後に、、、、。
大企業のトップって言うのは、ドミノを積み上げて崩して帰っていってもクビにはならないのか、いいなーw
そのドミノも良い意味合いを表現されていました。
泣けました
娘を亡くした男。。どう考えても悲しすぎる。。
ウィルの演技があまりにも上手くて、リアルで
泣けました。
しかし、前半は、あまりにも強引で無理のある状況に。。??ピンとこなかったのですが。。
後半。。実はハーワードは全部知っていて、
むしろ、仲間達を励ましている姿に泣けた。
誰だって、愛する人を失うのは怖い。。
愛は理屈じゃない。。
愛おしい気持ちはとても純粋でシンプルなもの。
愛は、きっと、一瞬一瞬の時の中に、
永遠に輝き続ける光✨
今、そこにいる、愛する人とのかけがえのない一瞬を大切にしたい。。と思えた。
思ったより、ずっと心に響く作品でした。
エドワード・ノートンとケイト・ウィンスレットの無駄遣い。映画途中まで不満だった展開が、ラストシーンで大きく動いた。
Movix堺で映画「素晴らしきかな、人生」(Collateral Beauty)を見た。
平日の午前中で観客は我々夫婦を含めて7人だった。
ウィル・スミスと
エドワード・ノートンを見たかった。
ウィル・スミスはひとり娘を病気で亡くした父親で自暴自棄になり会社の同僚たちともほとんど何も話さないほど落ち込んでいた。
その状態が2年以上続いていた。
ウィル・スミスは引きこもっている役なので、前半はほとんど演技らしい演技がない。
エドワード・ノートンはこの映画ではほとんど見せ場がないと感じた。
それはケイト・ウィンスレットについても同じことが言えると思う。
個人的にはこの2人についてはもったいないキャスティングだと思う。
そういう場面がオープニングから1時間近く続いたせいで、
いったいこの映画はどういう展開になるのかね?と疑問を持ち続けたのだが、
ラストシーン近くから物語が大きく動く。
序盤と中盤で描写されることが無かったウィル・スミスの妻は誰なのか?
ラストシーンでいろいろな疑問やわだかまりがまとまっていく。
映画途中まで不満な展開だったのだが、
映画が終わってからはそのような気持ちはみごとに雲散した。
上映時間は94分。
ちょうどいい長さだと思った。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
目頭が熱くなる
学生である僕は、子を失った親という立場は程遠いが、凄く感情移入できた。人生の中心であった存在が突然いなくなった時の苦しみ。そしてそこから続く空虚な人生。そんな主人公の苦しみと孤独を強く感じさせられた。主人公を取り巻く登場人物にもそれぞれの問題がある。「時間」、「愛」、「死」。生きるといううえで、誰しもが一度はぶち当たる問題だ。それぞれの問題を通して伝えられる三つのテーマは哲学的でもあり、考えさせられるものだった。
人生のどん底にいても、幸せを見つける大切さと、周りの人間と繋がる大切さを学べた。
ヘレン・ミレンの表す「死」はとても印象的だった。
キーラ・ナイトレイの表情から伝えられる「愛」という概念も素晴らしかった。
幸せのおまけ
ドストエフスキーの「白痴」を思い出した。ストーリー的にはまったく重なるところはないが、主人公同士が似ている気がする。それは、せわしない現実世界にたいするアンチテーゼみたいな存在という位相だと思う。
ウィル・スミスは前回の「コンカッション」の演技もとてもよく、今回の演技も気合が入っていた。もともと感情表現の豊かな俳優で、アクション映画よりも文学作品の方が向いていると思っていた。能天気なアクションヒーローはトム・クルーズに任せておけばよい。
さて、主人公は娘を亡くし、妻とも離婚して、人生のすべてにやる気をなくしてしまう。普通の勤め人なら本人だけの問題で、周囲に与える影響は少ないが、成功した会社の創業者でオーナー社長であることから、悲嘆に暮れ続ける主人公の状態が現実世界の経済的問題を直撃する。
類型的な主人公であれば、現実と自分自身の双方に対して少しずつ折り合いをつけながら、不本意な人生を平凡に歩むことになるが、物語は典型を要求し、主人公はただひたすら娘の死を嘆き悲しむことになる。この無理やりな設定を、ウィル・スミスが力わざで演じていて、しかも成功している。ヒュー・ジャックマンやジョニー・デップでは演じきれなかったであろう純粋な悲哀を、臆せずに直球で投げかけるところに、この俳優の演技の凄みがある。
ストーリーはファンタジーだが、ヘレン・ミレンが変幻自在な演技でクリスマスの贈物ともいえる作品に昇華した。この年配の女優は「マダム・マロリー」の誇り高いレストラン経営者から、「トランボ」の底意地の悪い老婆まで、見事に演じ分ける。
部下の役のケイト・ウィンスレットは「愛を読むひと」で彼女の人生最高の演技を見せたが、この作品でも現代的な女性の優しさを上手に表現している。ニューヨークのキャリアウーマンもただ利益だけを追求するための存在ではないという面を見せることで、たくさんの共感を得ることができたのではないかと思う。
総合的に評すると、ストーリーは単純なのに展開は強引で、無理やりファンタジーに仕上げたような映画だが、ひとつひとつのシーンが丁寧に作られ、役者陣の渾身の演技が加わって、感動的な作品に仕上がっているといえる。
この映画は往年の名画「素晴らしき哉、人生!」(原題「It's a Wonderful Life」)のリメイクで、クリスマスのニューヨークを舞台にしたファンタジーである。配給会社が同じ邦題をつけたくなった気持ちもわかる。しかし制作者が原題を「Collateral Beauty」と変えたのだから、配給会社による邦題も違うものにしてほしかった。
「Collateral Beauty」という言葉は作品中にも台詞として出てきていて、「幸せのおまけ」と訳していた。「Collateral」は翻訳に苦労する言葉であることは確かで、それなりにいい翻訳だと思う。邦題もそのまま「幸せのおまけ」でよかったのではないか。
余談だが「Collateral」には広告に使う媒体という意味合いもある。そして主人公の会社は広告代理店だ。言葉の多義性を上手に活用した洒落た伏線である。
もう一つかな
途中までのアイデアは抜群で、すごく面白いと思いました。後半ちょっと強引です。は?そういう事??って印象です。
脇の俳優全てよかったです。
敢えて名作と同じタイトルつけるの全く意味がないと思いました。これで得した人いたのでしょうか?センスを疑いますね。
震えるほど泣いた
多くは語れません。
セリフ一つ、キャラ1人語ればそれがネタバレになってしまうほど緻密に練られたストーリーです。
アドバイスをひとつ。
ご覧になる時は、大きめのハンカチをご用意ください。
愛する人を亡くしたときのつらさ悲しさ苦しさを、乗り越えていく時、その人は決して独りではない。
優しくて素敵な映画でした。
副次
え?待って?普通に良くないですか?
日本に於いては邦題のせいで言われなき批判が増えてると思う。
まあウィル・スミスの真実もあの3人の真実も半分も行かないうちに予想がついて、しかもまんま予想通りの展開でエンディングを迎えたわけですけども、別にどんでん返しを期待しているわけでもないし、それで良かったよ。
それにウィル・スミスの本筋よりも、死、時間、愛、この3つのまさに“コラテラル”なサイドストーリーがどれも凄くよかった。
むしろ、こっちを深く掘り下げて誰が主役かわからなくするぐらいにしてた方が絶対面白かったと思う。
音楽も良かった。
3回くらい聴いて眠ってしまったワンリパブリックのアルバム、改めて聴こ。
33
彼らに聞きたい事が聞けたなら
娘の死で抜け殻になった男が憎むべき者との対話を通じ前に進む話
全く期待していなかったのだが、鑑賞中、泣きそうになった。
ただの俳優陣が豪華なお涙ちょうだい作品かと思いきや、なかなかどうして
深く心にしみた。
ウィル・スミスのイケイケからの悲壮感たっぷりの落差、何回見ただろう。
はっきり言って見飽きた感が否めないが、それでも苦悩、怒り、悲しみを乗り越える演技は素晴らしかった。
主人公の憎む「愛」「時間」「死」を友人達が役者を雇って演じさせる。
いつの間にか友人達と役者達がペアになり自分を見つめなおす展開が秀逸だ。
「愛」「時間」「死」それらを擬人化させるのはなかなか面白い発想だと思う。
誰もが欲するし、話が聞けるなら聞いてみたい。興味深い話が聞けそうだ。
クリスマスキャロル的な要素を現代に置き換えたような作品でなんとも普遍的な
良作感が否めないが、現代人にはなじみ易いように思える。
3つのテーマで悩んでいる人は鑑賞後、少なからず勇気がもらえるのではないだろうか。
劇中セリフより
「時間ならたっぷりある、感謝しろ」
24時間の概念は人間にしか通用しない
時間の制約の中で生きている人間には24時間は意味が有る。
使い方しだいで、増えるし減る。
最近、時間が足りないと思い始めていたが、考えを改めようと思った。
一日を長くしていきたいと思った。
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