劇場公開日 2017年8月4日

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「やっぱり、一番変な髪型なのは伊勢谷友介だろう。」ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0やっぱり、一番変な髪型なのは伊勢谷友介だろう。

2019年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 人口5万人が住む杜王町は住んでみたい土地ナンバーワン。そりゃ、スペインみたいな建物が並んで、異国情緒たっぷりの日本には住んでみたい。妙なところにマニアックなこだわりのある三池監督だけあって、その背景からして凄い。しかし、そんな平和な町にも連続殺人事件が起こっていたのだった。

 特殊能力スタンド。リーゼントや変な髪形をしていると使えるのか?とずっと疑問に思いつつも、見ているうちにそれが確信に変わる(ウソ)。東方仗助(山崎賢人)の場合は治癒能力、承太郎の場合は時間を止める能力、など人によっても様々だ。人を死に至らしめる悪いスタンド使いアンジェロ=安十郎(山田孝之)が水を使って殺してゆくという能力だった。

 髪型のことをけなされるとすぐにキレるジョジョ=仗助だったけど、「甥のくせに生意気だ」と発するように、生意気な発言も嫌いなようだ。転校生の康一(神木隆之介)は自分に持ってないものを持ち、意外と礼儀正しい仗助にひょいひょいついていく。英語の宿題は済ませたのだろうか心配になりつつ、憎めないキャラの一人となりました。

 勧善懲悪モノとしてわかりやすいストーリー展開。さらにスタンド対スタンドの面白さ。特に『スモール・ソルジャーズ』のようなアクションを見ていたら、急にプラモデルを作りたくなってくるほどです。原作コミックもアニメも全く知りませんでしたが、実写化請負人の三池監督もこれだけ実写化できたらOKじゃないでしょうか。

kossy