「テンポさえ良ければ。。」ジョジョの奇妙な冒険　ダイヤモンドは砕けない　第一章　小幸さんの映画レビュー（感想・評価）

原作は読了済みですがうろ覚え。
予告の時点で何か違うなーと思いスルー予定でしたが、
思ったよりも高評価な感想を所々で見るのでどんなものかと観賞。

結論として、あまり好みではありませんでした。

要因は二つあり、一つはなまじ原作を知っている分
映画の丈助の演技が原作の丈助と比べて軽い物に見えてしまい、
最初にいまいち物語に入り込む事が出来なかった事。
物語が進むにつれて、自分が慣れて来たのか役者が慣れてきたのか、
最初程は気にならなくはなりましたが、やはり違和感は残ります。

もう一つの要因、これが個人的に最大の要因なのですが、
テンポが悪く、物語の展開が非常に遅い事です。
前半はまだ良いのですが、一区切り付いて後半に入った途端、
物語のテンポと共に体感時間の流れが遅くなりました。まさにザ・ワールド。

とはいう物の良かった点もあり、
量こそはありませんでしたがCGによるスタンドの表現やバトルシーンは素晴らしいモノでしたし、
キャラのビジュアルや世界観の表現もかなり再現出来ていたと思います。

ストーリーとしては大して原作を覚えていないため、特に違和感などはありませんでした。
第一章は少し残念な感じでしたが、第二章でどう化けるかに期待したいと思います。