劇場公開日 2017年9月16日

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笑う故郷のレビュー・感想・評価

全14件を表示

0.5Don't Cry for Me Argentina

2022年7月31日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0エンストする車

2022年6月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

寝られる

そして、微妙な空気が、続く。

ときに、シュールな演出。

「最後に笑うのは誰か?」

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Kumiko

4.0にしきをかざる

2020年7月11日
PCから投稿

ノーベル賞作家が40年ぶりに故郷の片田舎を訪れる話。招聘され、数日滞在し講演や街の行事をおこなう。むろんフィクションであり、コメディの体裁がある。成功者が辺鄙で酷い目に遭うスラップスティックなものを想像した。
はたしてそんな感じで進むものの、辛気くさい。笑えるというよりAwkwardに耐える感じだが、かえって現実的でもある。

田舎には暗愚な人たちがささやかな自尊心を守りながら生きている。が、世界的に有名となった作家マントバーニ自身も、けっこう俗物である。両者は相容れず、どちらの望みも叶わない。
見た目も技法もamateurishだが、徐々に辛辣になり、個人的にはコメディにはならなかった。地方という社会は、ここに示されたカリカチュアと五十歩百歩だからだ。

わたしは飲みながら友人に「知ってるか?文化会館が立派なほど田舎なんだ」とか「地域活性化ってのはな、成功しなかった人のする活動のことだ」とか、言ったことがある。ささやかな自尊心を守りながら生きている田舎者とはいえ、みずから卑下してみるのが好きだ。

マントバーニは、芸術家肌のいけ好かない人物像だが、意外に核心を突いている。インテリではあっても聖人ではないから、降って湧いたpussyを拒絶せず、古い色恋に揺れたりもする。が、三回の講演──徐々に減る聴衆を前にしても真摯にこなし、美術展審査の不本意を正しもする。Awkwardだが、成功者/有名人とて凡そこんな感じだろう。

映画のプロモーションポスターがアワードの月桂冠に囲まれていることがある。が、映画のアワードは有象無象、サンダンス以外ほとんど信じられない。

この映画も月桂がぐるりと囲んでいたが、妥当に思う。
地元/田舎とは滑稽なところであり、有名になったなら帰郷するのは間違いである。──個人的にはリアルなドラマだった。

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津次郎

5.0田舎町と文化とは

2020年6月15日
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悲しい

怖い

知的

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rocko

4.0田舎者がリアルで怖い

2020年1月26日
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鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

知的

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ミカ

4.0最後まで観て、うわー!!!こんな構成あるんだ… 作者の手の上で転が...

2019年6月6日
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最後まで観て、うわー!!!こんな構成あるんだ…
作者の手の上で転がされた

こういう緊張感のある映画クセになる

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ゆい

3.0邦題ナイス

2018年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

邦題タイトルで、楽しいコメディかと思って観ました。
確かに時々シュールで、くすっとくる箇所もあるのですが。
違いましたね。

授与されることになった「名誉市民」。なんか小さくね?。
パレードが消防車の上に乗るって、どうよ?
市民向け3回の講義も、受講者激減。ほとんど見世物状態。

最初の歓迎ぶりはどこへやら。飽きやすい市民性なのか?。
主人公がスペインで暮らす家は、たくさんの蔵書に囲まれたピカピカな家。
それと真逆な、故郷の荒れ果てた風景が対照的。

絵画コンクールの審査員を頼まれ、それを選ぶと。
「入選作に地元の人の絵がないので・・・」って、それなら頼むなよ(笑)。
「あの小説は、うちのパパの事だよね。夕食に来て!」などなど、無理難題を押し付けられる連続。
段々「ああ、やっぱり来なきゃよかった」って表情の主人公に同情をしていきました。

昔の恋人が友人と結婚していて、娘がいる。この家族に招かれるあたりから何となくサスペンスっぽく様変わりして。
「夫と狩りにはいかないで」の妻の言葉に、イヤーな予感がしたのは私だけではないはず。
「マジかー!!」の場面。ここからの残り10分が一番良かった。

「第1章:招待状」「第2章:サラス(故郷の地)」と場面タイトルが出てたのに気づき。あざ笑うのは、故郷なのか主人公なのか。へーと見終わりました。
第73回(2016)ヴェネチア国際映画祭男優賞受賞。岩松了さんが日本で演じてもいい感じでしたってか、似てる。

原題は、El ciudadano ilustre。直訳すると「輝かしい市民」(多分)。なので邦題の方が、興味を惹かれました。
レンタルだったらきっと出会わないし、借りない作品ですな。
だから面白い。

全然関係ないけど、途中で「へんてこむーん」って空耳で聞こえたけど。なんていってたのかなあ(笑)。

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ゆき@おうちの中の人

4.0ノーベル賞作家

2018年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

主人公はノーベル賞を受賞した有名な作家、出身地であるアルゼンチンの故郷から招待状が届き、ほんの気まぐれから30年ぶりに行くことした。
そこには懐かしい面々が一見、歓迎してくれたのだが・・・。
人間の醜い面がさらけ出されて、唸ってしまう。

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いやよセブン

4.5地味に面白い(褒めてる)

2018年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ta-toru

4.5ちょっとシニカルな人間観察

2018年2月11日
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鑑賞方法:映画館

邦題「笑う故郷」に騙されるな。
「笑う故郷」と聞いてイメージするものは、笑顔の多いほのぼのとした田舎の情景なのでは…と想像する。ところがどっこい、映画は、人の心を雑巾でも絞るが如き、笑顔とは対局的な展開へと進んで行く。そして、残されたテーマは、「真実とは、認識の一部でしかない」ということだろうか。
原題は「El ciudadano ilustre」訳すと、名誉市民という意味だろう。この映画と原題に対し、「笑う故郷」と付けた意図は何か?奥深いのかなんなのか?謎…。

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Jeffy Rider

4.0事実も小説も奇なり

2018年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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いぱねま

4.02017年度ベストムービー!

2017年11月26日
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南米の田舎町の閉鎖感や、そこに住む人々の滑稽さがリアル過ぎる(笑)

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stoneage

4.0故郷は遠くにありて思うもの

2017年11月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

故郷に帰る。
錦を飾る。名誉市民になる。
昔の恋人、小説の中で侮辱されたと憤る人、もう遠くにいるのになぜか近い人。彼の日常の人との距離感が縮まり、侵入されていく。

最後のヒゲを剃った顔が、最初の物語と妙にシンクロしている。

味わい深いコメディだった。

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Momoko

5.0芸術と現実社会の狭間とは⁈

2017年10月11日
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鑑賞方法:映画館

現実社会を解釈して芸術にする文学者と現実社会を現実として生きる人々とのすれ違いを、鋭く描いた秀作。
故郷を捨てた筈なのに、故郷から捨てられあるいは石もて追われることになる現実。捨てたら取り戻すことは難しい。

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こばりん