メッセージのレビュー・感想・評価
全670件中、221~240件目を表示
一人一人が幸せについて考えさせられる作品
すごく良かった。この世界をどうとらえるかで、感想も違うんだろうな。過去に縛られたり、未来に縛られたり、そんな呪縛から逃れた先の人類がどうなるのか、、、たぶん変わらないと思うなぁ〜。争う奴は争うし、欲深い奴は欲深いままだとおもうな。国家も同じ。そんな気がする。
前も後ろも過去も未来も
関係ない。
考えるな、感じろとブルース・リーが言っていたことをなぜか思い出した。
哲学的で数学的で情緒的な珍しいタイプのSF映画。
アルマゲドンがバカらしく思えるとても奥が深くて上質なSF映画を久し振りにみた気がする。
分かるけど分からない
画面作りは巧みだけど、核心のアイデアが全く響かない。まだホラー映画の「らせん」のほうがSFを感じるレベル。
新しい言語によって知覚や認識が拡張するまでは分かるけど、未来予知までいくと正直引いてしまう。
異星生物との接触により、不思議な力で予知能力を得るとかのが、よっぽどSFっぽいとすら思う。
異星人の正体や目的を探るハードSF映画に見せかけて、単なるご都合主義の脳内ファンタジーとか、期待はずれも良いとこだった。カットバック多用して、複雑な構成っぽく見せてるところも実に姑息。
SFに科学的整合性を求める人には、単なる時間泥棒になると思う。個人的には「地球、最後の男」のが全然面白く感じた
星の数は純粋に映像面の評価のみ。
3~4回観てから。
先ずは映画館で観て迫力ある重低音に圧倒された、だが内容的な事は余り理解出来ず、スケール感の有る壮大なメッセージは伝わって来て
こういった作品には好感を持った。
レンタルビデオで二三回見直しなんとなく理解の入り口に立ったという感じ、本当に奥の深い作品であると思います、多分あと五六回は観るかと。
スターウォーズもいいがこういった作品がもっと出て来て欲しいものです。
SFではあるが、、、!?
最初のシーンは大抵過去のストーリーであることが多いが、この映画の最初は未来のシーンであることが映画の最後で明かされる。こんな製作の仕方は前代未聞である。
映画全体としては一見シン・ゴジラと似ているが、本当の話の主軸はなんとラブストーリーなのである。これもまた前代未聞である。大抵のSF映画はエイリアンは敵として見なすことが多いが、この映画ではもはや俳優とヒロインを繋ぐキューピットである。
最初から最後まであまりの新鮮さに驚いた。この監督が製作した新しいブレードランナーも観賞しようと思う。
彼らが伝えたかった『メッセージ』とは
「SFファンなら,今年絶対に見ておくべき一本」と本サイトの特設コーナーで紹介されていた作品。
よくあるエイリアンものかと思いきや,よく考えられ,よく練られた作品だなあという印象。
「終わり」が「始まり」につながっており,「何度も見返したくなる」という意見に納得した作品だった。
物語で見せるSF
派手なCGで見せる作品じゃない。淡々と進むミステリーに引き込まれていく良品。どんでん返しもあるし、シンプルなだけに力強い映像が魅力。久しぶりにサイエンス・フィクション映画を見たって感じだ。
アンチデジタル?
派手なCG、アクションが飽きられたのか昨今のSFの主流は瞑想的な作りに流れているのでしょうか。「インターステラ」は次元の歪と親子愛を見事に描いて新鮮な驚きを感じました。本作に派手なアクションは期待していませんでしたがアンチデジタルというか異質狙いというか、宇宙船はシンプルでまるで石塊、船内はいつも霧が立ち込め洞窟のよう。世界各地で未知との遭遇、一触即発かという大風呂敷の割には個人的回想で謎解きを進める構成は釣合として度をこしている気がします。時間のねじれも今一つ腑に落ちません。
似たような感想としてよく見るテレビの「モーガンフリーマン時空を超えて」があります。テーマは哲学的であったり科学的であったりして「時間は存在するのか?」等と問うのですが異端な学者の話をちりばめて「未だ謎である・・」で終わるのが定石で、判っていても欲求不満になります。それが知的エンターティンメントといえばそうなのでしょう。繰り返して観れば発見もあるのでしょうが子供が死ぬ映画は無理ですね。
巧みな構成
娘を難病で失った言語学者が宇宙人との接触を試み、彼らの地球に来た目的を探る…という話で始まったかと思いきや、物語が進むに連れ、話の辻褄が合わなくなって行き、後半に未来のことが見えていたということがわかる見事な構成。
鑑賞後に伏線っぽいシーンの意味をあれこれ推測できる楽しみもあるが、やや冗長で退屈感は否めなかった。丁寧な構成であり、宇宙人とのコンタクトも実際にありそうな感じだがもっとテンポ良くできたのではないだろうか。
共感できず…
・他者がルイーズの過去について触れる箇所が一度もない
・元夫が声すら登場無し
・ばかうけとの交信につれ娘との回顧シーンが出てくる、また、言語を会得し始めたルイーズに対してばかうけが「ルイーズ"には"武器がある」と発言
というところから、なんかねじ曲がった部分があるんだろうなーと思いながら観た。
SFとしては知的で、武力を無意味なものと見事に示している作品。
原作を読めばもっと色々しっくりくるかもしれないが、映画だけみるとわたしにはこのメッセージ性を享受できなかった。
ばかうけとの交信により彼らの言語(時?)を学べば未来を読み取る能力を得られるとの事で、ばかうけは3000年後に助けて欲しいから人類を今助けにきたわけで。助けというより、自分達を助ける為の助力になる力を授けにきた感じだよね。(未来を予知出来ればそれこそ敵無しなので確かに武器。)
でもこの予知能力ってそもそも、エピソードとして映像を見るものなのか?最後に中国のお偉いさんに電話をかけることになるシーンも、予知能力というよりファンタジックな予知夢であり、何か違う気がしてしまった。
『今を大切に生きる、たとえ未来に何が起ころうと』というのがメッセージだとは思うが、この映画の主人公に関しては綺麗事では?生まれてくる娘が難病で死ぬとわかっていてもめちゃくちゃ幸せにやっていこうと前向きに思えるのかが全く理解出来なかった。どこの世界にそんな聖マリアが存在するんだ…。
生まれてくる娘が難病になる事が予知出来、かつ病気がどんなものかも予知出来、現代医学に貢献し娘が病気になる頃には既に治療法を確立させる事が可能である というものなら分かるけど、ルイーズは最後に未来の夫イアンに対し、未来が見えるなら何か変えようと思う?と聞き、それに対して彼は気持ちを伝えるかなという回答しかしないので、多分そういう話じゃないんだよね。
そうきたか!
宇宙人との対応でこれほど対話に拘った作品はなかったので、アイデアの勝利と言えなくもない。
墨のような円を見て言葉の解読と疎通を試みるルイーズに驚きと知性を感じてしまった。
こうなると武力を主張する輩の単純な思考には全く同意出来なくなるから、今も世界中でこの手合いの論理が戦争を起こしているのか?と作品のラストにも不安を持ちながら鑑賞したが、何とあのような着地点に立つとは…。
未来を見られる事と未来を想像出来ることは違うと思うが、今の人間はどうなんだろう?
ルイーズの様な能力を持っている人は居ないと思うが不安定な世の中には話し合いが必要と思う。
未来の思い出、、、
「未来の思い出」、これがこの映画の真意なのかも。人間は間違いをおかす生き物、過去からしか学べない生き物。
しかし「未来から学ぶ」能力があれば、それが地球を救う「武器」となる。
SFファンタジーだね。
宇宙人の殻を被ったファンタジー
突如として全世界に現れた12隻の謎の物体。地球外生命体とのコミュニケーションを図るため、解読者として選ばれた言語学者のバンクスは、物理学者アドリーと共に"殻"に近づきコンタクトを図る。
エイリアンとのファーストコンタクトはドキドキしたけど、からの中盤は進展がなくちょっとダレました。
宇宙人からのメッセージが理解出来たとき、話は急速に進む。
バンクスがみていたものは過去ではなくて、未来が垣間見えていたのだったという事。
決して幸せではないその未来に向かって、でもしっかり前を向いて進みはじめる。
パッケージだけだとSFものかなとも思ったけど、エイリアンの殻を被ったファンタジー映画でした。
原題 「Arrival」直訳:到着
世界12ヵ所に謎の物体が出現。言語学者のルイーズは謎の物体から放た...
世界12ヵ所に謎の物体が出現。言語学者のルイーズは謎の物体から放たれる文字を解読する為に謎の物体に接触する。果して謎の物体が地球に来た目的は…。
かなり哲学的な作品だな~と思う。俺は1回見ただけでは完全に理解はできなかった。でも何回も見たいと思える素晴らしい作品です。 https://t.co/Idbt5V36dF
全670件中、221~240件目を表示