エンド・オブ・ア・ガン　沈黙の銃弾のレビュー・感想・評価

2020年7月11日

映画 #エンド・オブ・ア・ガン沈黙の銃弾 (2016年)鑑賞

タイトルを原題プラス沈黙のホニャララにしてる。キリング・サラザールとかいくつかこのパターンもあった
そんなに銃弾もなかったし、相変わらず能弁であって沈黙ではない
そして、やはり太りすぎのステージ

総合55点 （ ストーリー：30点｜キャスト：65点｜演出：65点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　偶然外国で出会って男を射殺してまで助けた女が200万ユーロの大金に絡んでいると言い、その出会ったばかり女の言う事をそのまま信じて警察を襲って金を盗りに行く。なんとも安直な物語の設定に呆れる。
　しかもそのいかにも腹黒そうで信用できなさそうな女が、誘拐されて危ない状況でも恐怖におびえることもなく堂々とした演技と交渉で渡り合う。悪女としては色々と設定が甘いし魅力が足りないし、なぜその女のためにセガールが命を懸けるのかと疑問でのめりこめない。
　撮影は悪くないが活劇は銃撃戦中心で平凡で、セガールだって仕事に困っているはずなのにフランスでポルシェを乗り回すなど、全体的に何かと足りない部分が多い。特に女の設定は駄目。物語に文句を言わず適当に流して観る程度で十分。