劇場公開日 2017年5月13日

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「芸術映画だった。 何が起こるかわからないから 不安で不安でしかたな...」映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ まりろんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0芸術映画だった。 何が起こるかわからないから 不安で不安でしかたな...

2017年5月29日
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芸術映画だった。

何が起こるかわからないから
不安で不安でしかたない。
考えたって不安に思ったって、
仕方がないとわかってはいても、
いや、わかってるからこそ
ネガティヴから抜け出せないことに
どんどんやるせなくなっていく。

捨てられたという経験が重なると、
どうしても未来に希望を見出せなくなる
切なさが痛いほど、主人公の
諦めている言葉から読み取れる。

本気で死にたいわけじゃないけど、
死にたい気分

とか、ふむふむふむ。
考えさせられたなぁ。

でもきっと、
嫌なことだらけな気がしても、
実はいいこともある気がする。

いや、悪いことが続くと
どうしてもネガティヴになってしまう、
だけど、そっから
いいことが続くと
とても明日を信じれる。

だから焦らず、
ネガティヴなことを受け入れようと思わせてくれて、
いつか自然に明日を
信じれる日がくることをわからせてくれた映画だった。

まりろん