劇場公開日 2017年7月1日

「読み解けるかが評価を分ける」忍びの国 みのりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0読み解けるかが評価を分ける

2017年8月1日
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この映画は登場人物の心情等、細かい説明がされていない。それは、キャストの演技で説明が出来ると監督が判断してシーンをカットしたからだと言う。それに気づけた方は「深い」「何度も見たい」と思える。気づけない方は「なんだこれ?」「全然面白くない」となる。

読み解ける鍵は十分ばら撒かれています。「そんなに面白かったですか?」と聞いている人がいるならば「ええ!!面白かったです!!」と答えたい。

「わかってたまるか」の意味を。「可哀想に」の意味を。登場人物における「名前」の意味を。そして、無門の変化を。もっと考えてみて欲しい。そして、現代に生きる私達に投げかけられた言葉を、ちゃんと感じ取ってほしいです。

ジャニーズがどうとか、そういうのは一切忘れて謎解きの気持ちでもう一度観に行ってみてはいかがですか?
かくいう私にもまだ見落としがありそうなので、もう一度読み解きに行きたいと思います。

みのり