劇場公開日 2017年2月18日

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「ダメ探偵の賢い娘がかわいい —- 好感の持てる楽しめる佳作」ナイスガイズ! 雨はにわか雨さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ダメ探偵の賢い娘がかわいい —- 好感の持てる楽しめる佳作

2018年9月26日
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これも最近見直してみたら意外と良かった

最初に見たときは話の説明が少ないから細かいプロット展開に着いて行けてなかったのかもしれない

ラッセルクロウが一応メインの主人公って位置付け、けっこうデブってるけと

対してライアンゴスリングはちょっと弱くて情けない、ちょっと拗ねたり、いつものカッコイイ役とは少し違った役回りで、新鮮でなかなかいいです

そして、奥さんに逃げられたそんな少し頼りない父の探偵業に顔を突っ込んできて、危ない目に遭いながらも実際に父を助ける13歳の娘

かつて母と三人で暮らしてた家の跡の空き地で夜中一人懐中電灯で読書する娘

自分たちを殺そうとした奴でも死にそうなら助けてしまう娘

大人勝りの賢さが可愛い娘と父親の話っていいですよね。なんかおっさんのウィークポイントを付いてるんでしょうなw
時代も話も細かいキャラもぜんぜん違うけど、ペーパームーンを思い出しました

雰囲気は70’sの服装とか音楽とか車とか
シリアスなハードボイルドでも、ギャハハってコメディでもなく、会話とか話の展開にいい按配のユーモアの効いたハードボイルド?って感じで

自分の記憶が夢だったことになかなか気づかずにピンチで慌てたり
某大統領がプールの中で迎えに来たりねw

あ、ライアンゴスリングが髭生やしてて、車で髭剃り当ててるんだけど、全然髭を剃り落としてる訳じゃないってシーンがあって

これを見ていい歳して始めて髭トリマーというものの存在を知り、こないだアマゾンで買いました。別に重要なシーンでもなんでもなく、ただの繋ぎの演技ですがw

好感の持てる楽しめる佳作です

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雨はにわか雨