劇場公開日 2016年7月9日

「ゲームやった事無い人には難易度MAX!」KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ゲームやった事無い人には難易度MAX!

2018年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

ゲーム史に名を刻む『ファイナルファンタジー』。
その映画版と言うと、製作側にとってもファンにとっても黒歴史であろう2001年のアレを思い出してしまうが、こちらは全くの別物。
『FINAL FANTASY ⅩⅤ』を基に、ゲームと全く同じ世界観ながらも、ゲームとは別のキャラ/視点で描かれてるらしい。

見たばかりの『アップルシード アルファ』の超リアルなCG映像に驚かされたが、本作はそれをさらに上回る。
もう、実写じゃん。
所々のシーンなど、実写にしか見えん…!
特に、CGでは描くのが難しいとされる人間キャラ。アップになった時の超リアルさは圧巻の一言。
日本のCG技術は世界でもトップレベルではなかろうか…?(何故これを実写で活かせないか謎である)
そのハイクオリティーのCG映像による、数々のアクション・シーンやスペクタクル・シーンの迫力やスケールは言うまでもなく。

魔法と近代文明が共存してる世界観もユニーク。
冒頭は魔法と剣とモンスターのTHEファンタジーなのに、戦い終わって帰ると、高層ビルも車もTVもケータイもある現実社会と何ら変わらぬ世界。何処ぞの国の傭兵のような暮らし。
『ファイナルファンタジー』ってもっと剣や魔法や勇者や姫のファンタジーじゃなかったっけ?(それは『ドラゴンクエスト』…?)
本作に限った世界観なのかな…??

以上、魅せられたのはこの2点だけで、後は…。
この手の作品毎度の事ながら、ストーリーがいまいち。と言うか、話の主題とか登場人物らの行動理由とか、ほとんどよく分からなかった。
ただ超スゲーリアルな映像だけを見ていたようなもの。
ゲームやってないと分からないよ…。

お察しの通り、私は『ファイナルファンタジー』を全くやった事の無い非国民!

近大