LION ライオン 25年目のただいまのレビュー・感想・評価
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君たちも頑張ろうね
年間8万人もサルーのように行方不明になる子供がいるということにとてもショックを受けた。
サルーのように、ただいまと言えた子はものすごく少ないんだろう。
昔、社会科の授業でみたテレビで、学校に行けず日々ゴミ処理場でゴミの中を漁っていた子供へのインタビュー。日本で暮らすこどもたちへメッセージは?と聞かれた時に『君たちも探すの頑張ろうね』と言っている映像をみた記憶がある(ちょっと細かい内容は違ったかもしれない)
過酷な状況に暮らす子供たちは、それが恵まれない状況とも知らず、それがあたり前だと思っていることに驚きショックを受けたことを思い出した。
泣けた
これが本当にあった話だと知って衝撃を受けた。
インドという大きな国で小さい子どもが迷子になるということがどれほど恐ろしい事かということを。
最後、母親と逢えたところは逢えてよかった〜!
と思ったが、1番泣けたのは最後、お兄さんを思い出しながら線路を歩く姿。お兄さんが亡くなっていたという事実は悲しすぎた。生きてて欲しかった。
これが実話ってすごいなぁ
映画なので脚色もあるでしょうが、
インドで迷子になって遠く遠く離れたオーストラリア(オーストリアならまだ地続きだけど)で育って、親元を探し当てる…
それにしても里親の方々が素晴らしい。日本にはまだ根付かないよね、人種も違う子供の里親になるっていう感覚。
でも、主人公があんなに孤独に探すのは意外だった。予告の感じだと友人たちがいろんな知恵を出し合って探し出すものかと…
25年の月日の重さ
最後のシーン。
25年の月日を考えると、涙が止まりませんでした。25年分の辛さ悲しさ感動、沢山の想いがつまっていました。一番泣いた理由は兄の存在。それを思うともう。
そしてもう一つ圧巻だったのは幼少期のサルー。可愛い顔して演技がめっちゃうまいんだよなー、自然体でびっくりしました。
心からうれしく思う
オーストラリアで育てられたインドの孤児が大人になり、Googleアースで自分の故郷を見つけ出すまでの物語。
自分のルーツを探りたいという気持ちは誰にでもあるもの。ましてや、幼い頃の記憶・思い出があればなおさらのこと。また兄や母親も自分を探し続けているのではと思うと、早く安心させてあげたいと思うどろう。親の立場であれば、子どものことを想わない日はないだろう。
無事、自分の故郷まで帰れて、見ている側の心の穴も埋めてくれる良い映画でした。
子役の演技がすごすぎる。
前半のサニーパワールくんの演技に引き込まれた。ほとんどセリフを言ってないのにも関わらず目や表情、動きで寂しさや心細さ、不安を表現していてそれを見るだけで自然と感情移入していて感動して泣けた。
前半が良すぎたのか後半はいらない恋愛要素とかもあって少しつまらなかったが、大人になった主人公が自分の祖国や本当の親ついて思い悩む姿を見て自分の運命というのは自分で決められないという運命の儚さを感じた。
【大国、インドで迷子になってしまった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで自力で故郷を探し出したという実話をベースに描くヒューマンドラマの秀作。】
ー 兄とはぐれた5歳のサルー(青年期:デヴ・パテル)が辿ったインド横断の距離に驚き、実話であることに驚き、サルーの執念に驚き、人の情けに涙した作品。ー
・幼きサルーがどこに行くか分からない列車に兄とはぐれて乗ってしまった時の表情と必死に弟を追いかける兄の姿に一気に物語に引き込まれる。
・時は流れ・・・。
・サルーを引き取った裕福なオーストラリア人夫婦ジョンとスー(デヴィッド・ウェンハム&ニコール・キッドマン)の愛情。サルーを支えるルーシー(ルーニー・マーラ)。そして、デヴ・パテル。
・血縁のない家庭で育ったサルーが、自らの出生を求める姿を戸惑い、寂しさを感じながらも支援するジョンとスーの姿が崇高に思えるし、サルーの気持ちも良く分かるし・・。
<今作は、鑑賞後、深い余韻に浸ることが出来る実話ベースのヒューマンドラマの秀作である。>
<2017年4月7日 劇場にて鑑賞>
■先日、グーグルマップで、同僚の家々を仕事中に観ていた一応年上の先輩を、思いっきり叱った事を思い出してしまった・・。
なんか見たことあるなーって思ったら 主人公、ホテルムンバイのアルジ...
なんか見たことあるなーって思ったら
主人公、ホテルムンバイのアルジュンやん!
幼少期のサルーも超可愛い😆
色々な気分にさせられる内容でした。
子供サルーかわいい
インドパートが壮絶。サルーの心細さとたくましさ、強運が身に染みる。大人になってからはうじうじしててやや要領を得ず。さっさとインド行けば良かったような。何年もどこ探してたんだ。
養父母夫婦が子供を持てたのに、この世に子供を新しく産むより、恵まれない子を助けたいというのが興味深かった。
彼らがサルーをもらわなければ、実母との再会はなかったかもしれないし、養母の12歳の時の啓示はほんとに思し召しなのかもなあ。ご苦労されただろうし、頭が下がる。マントッシュの存在がただの美談ではなく現実の難しさも伝えていた。
こんな幸運は滅多になくて、辛い目にあってる子も沢山いると思うと胸が痛む。
大学のインド系の同級生が「お母さんが!?(石を運んでるの?)」と驚いていて、インド内の格差、もし迷子にならなければ絶対に大学には行かなかっただろう運命の皮肉を感じた。
家族の元で暮らし、何不自由なく大学にも行けた幸運をきちんと受け止めたい。よく考えたらサルーはほぼ同い年だし。
映画の語りとしては普通かな。葛藤が長い割に伝わりづらい。
内容良かったが、もうひと盛り上がり欲しかった
主人公サルーの子役がかわいいかった。
序盤のインドの部分の見せ方は映画として雰囲気があったが、
成人してからは見せ方が良くなくて中だるみしたのが残念。
もう一捻りできればいい内容になっただろうと思う。
とても良かった。
ライオンの意味が分かった時サブイボが出ました。
これが真実というインパクトもあって、
衝撃的で刺激的だった。
ラストは分かってるけど、
どうなるのか目が離せなかった。
子ども時代のサルーが可愛くて、
しかも息子と走り方が似てて感情移入しまくりでした。
大人になってからも、25年間サルーが苦しんできた
様子が分かって、その演出も良かった。
海辺を歩くシーンと昔の川で遊ぶシーン。
道路と昔の一本道を被せるなど、
サルーが一時も自分の本当の家族を忘れてない、
むしろ自分だけ幸せな生活になって、
家族は自分を今も探してるんじゃないだろうか?
と苦悩する様をみせる繊細な演出がとても効いてたと
思います。
ニコールキッドマンの母役って、
いつもとても良い気がする。
が、サルーが帰って来た時の本物のお母さんの
「見て!私の息子が帰ってきた!」って感じで
周りを見回す顔がとても良かった。
邦題の25年目のただいまの部分、いいですね。
インドの5歳の男の子があるきっかけで迷子になり迷子になる。インドを彷徨っている間も危険な目にも遭うが彼は人柄が良く賢明、運も持ち合わせていたのだと思う。良い人と出会い、オーストラリアで新しい人生を歩み始める。はぐれてしまった実の家族を忘れられるはずはない。途切れそうな細い記憶の糸を手繰って…。ラスト2,30分は涙が止まらなくてエンドロール前の実写真で涙腺が崩壊。実話だと言う。32年前なんて最近の事。現在はどのような状況なのでしょうか。タイトルの意味は最後にわかります。
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