劇場公開日 2016年6月25日

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「過去に震災を受けた国にしては、危機感無さ過ぎ」THE WAVE ザ・ウェイブ John934959Doeさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0過去に震災を受けた国にしては、危機感無さ過ぎ

2018年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

ハリウッド受けを狙ったのかは、定かでは無いが、冒頭に過去の災害映像を流してる割には、登場人物の全員が、主人公を除いて、危機感無さ過ぎで笑える。氷河で削れた地形を持つ国にしては、ハリウッドの資金が入ってるせいか、将又(はたまた)ハリウッドの意向かも知れんが、常時天災を警戒する国(日本や此の国)とハリケーン以外の天災が少ない国(アメリカ等)では、基本的に天災に対する心構えや備えが、違うにもかかわらず、ハリウッドの意向のせいか、あまりにも薄っぺらい酷い内容で、大笑いした。
アカデミー賞外国映画部門賞と言えど、選考者は、天災が少ないアメリカ国民であるヤンキーが選ぶだけあって、まぁお粗末な災害ぶり。
一番酷いデタラメさは、過去の災害映像を冒頭に流してる割には、震災時に緊急動員される軍や消防や警察組織が、全く映画では表されないと言う非現実ぶりに、爆笑した。

約30年前に日本の九州地方で、山の自然崩壊現象を、バイクでソロツーリング中に見聞した経験で言えば、自然崩壊が静かに起きれば問題無いが、山間部の岩盤崩落で津波が発生し、軍や消防や警察組織が、大規模災害時に緊急動員されない映画は、クソだ。

John934959Doe