劇場公開日 2016年10月7日

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「観ている側に次を期待させるボーンの移動劇が無い。」ジェイソン・ボーン 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0観ている側に次を期待させるボーンの移動劇が無い。

2017年3月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

ジェイソンボーンが無理矢理担ぎ出されて活躍する映画。
続編を作って行くに連れて、ジェイソンボーンの人物設定がだんだん薄れて行き興味を失ってしまう。
シリーズにて主人公の正体や秘密が明かされていくのでしょうがないのだが、やはり私にはボーダーラインを低くしても2作目までが面白かった。

この作品で決定的に主人公設定の面白さが完全に無くなった。

まず前半、こじ付けの様に無理矢理設定にて暗い夜での定番おいかけっこシーンにウンザリ。
20分以上くだらない追いかけっこシーンを観せられる。
いつ終わるんだ?と眠たくなる事だろう。

淡々と演技をするトミーリージョーンズもつまらない。こんなつまらない演技のトミーリージョーンズは初めてだ。年老いたのでしょうがないが、役柄が既に無理がある。
バンサンカッセルも物足りない。
まともなのはアリシアビカンダーぐらい。(美人だったし)

面白くなるまで70分かかるって何?
長く感じた2時間。
ボーン特有な張り詰めた感があった(ある意味観ている側に次を期待させる)移動劇が無くなっている。
眠くなる筈だ。
金儲けの為に作った様なこじ付け続編作品に私には映った。
もう続編出ても観ないでしょう。マットデイモン老けましたし。

巫女雷男