劇場公開日 2016年10月7日

  • 予告編を見る

「ボーンが帰ってきた!しかし…」ジェイソン・ボーン 俺の映画帖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ボーンが帰ってきた!しかし…

2016年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アクション映画界に革命を起こした
「ジェイソン・ボーン」シリーズの4作目。
(レガシーは黙殺)

相変わらずの
手ブレカメラワークでのキレッキレ演出。
カーチェイスの迫力も申し分なし。
スノーデン事件など実際の出来事と
絡めて話を展開していくのは
リアリティがあって、物語により入り込めた。

しかし「スプレマシー」「アルティメイタム」
超えはならずと言ったところか。

つまらないわけではない。
むしろ普通に面白いのだが、
やはり前作はあまりに斬新で、
あまりに素晴らしい出来だったのだ。

派手な爆発はなくとも面白いアクションが
撮れると証明してしまった
映画史に残る革命的作品の続編ともなれば
当然ハードルも高くなる。
今回はそのハードルの高さピッタリか
やや低めくらいの出来という印象。
越えてはこなかったかな。

しかし劇場でボーンの姿を見られたのは
単純に嬉しかった。

そしてこれは完全に自分のミスだが、
いつものようにど真ン中の席で鑑賞したら
手ブレ演出で酔うわ酔うわ。
見づらい部分がままあった。
これからこの映画を観ようという人は、
いつもの席より
やや後ろをとることをオススメする。
(このことで作品の評価を
低くしたりはしていません。悪しからず。)

FG