劇場公開日 2016年8月26日

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「非常に出来の良い作品。・・ではあるが。」君の名は。 気取ろう軒さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0非常に出来の良い作品。・・ではあるが。

2019年3月23日
PCから投稿

たった一時間45分の映画だが2時間ちょっとのように感じた。たぶん、内容が濃かったせいだろう。複雑な内容を巧みな作劇術で仕上げている。そして絵が上手い。
これが世界的にヒットして100億円以上の利益を出したのは非常に喜ばしいことだ。次回作にも期待したい。
音楽の使い方だけが臭い。
・・・と一旦はかいたのだが・・・
時間が経つほどに腹が立ってきた。
この作品は細田守の時かけにに過ぎている。思い出して見れば見るほど、時かけのあのシチュエーションとあのシチュエーションをちょこっと変えただけじゃないか!しかもストーリーが似ているだけでなく演出まで似ている。監督にはそれぞれ独特の演出テイストというものがあるのだか、この監督にはない。前の作品では宮崎駿、この作品では細田守のテイストを真似てるだけだ。同時代の同じアニメのそれも傑作と言われてる作品をマネるなんて・・・「私には才能もネタがありません。細田守のほうが上です」と言っているようなものだ。
次回作にはまったく期待できんな。

タンバラライ