ドクター・ストレンジのレビュー・感想・評価
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命とは、何か
タイトルは、「ドクター・ストレンジ」で、主人公の名前です。
キャッチコピーは「上から目線の天才外科医。彼を目覚めさせたのは魔術」で、
「ドクター・ストレンジ」が魔術に目覚め、魔術師になり、地球を救うという物語です。
まずは、魔術の映像に驚かされ、何がどうなっているのだかわからずに始まります。
物語が進むにつれ、謎解きがされて、理解できるようになるという展開なので、
1回見て理解できなければ、2回鑑賞すれば理解できるようになるかもしれません。
次に、天才外科医であることを示す物語で、医療単語、知識と共に物語が展開されます。
映画の中では、医療単語、知識について、説明はないので、理解したければ、鑑賞後に、
調べる必要があります。
さらに、天才外科医が自動車事故で、両腕に重傷を負い、西洋医学では完治できず、
東洋医学で完治することを目指して、魔術に出会います。
最後に、魔術を習得した天才外科医が、魔術界の正義と悪魔との戦いに巻き込まれる
という物語です。
カエシリウスは、未来を知らずに、ダーク・ディメンションから力を得て、永遠の命を
手に入れ、永遠の命を人類にもたらそうとします。
エンシェント・ワンは、未来を知り、未来を変えることで、命を延ばすことはできますが、
未来を知り、未来を変え続けることは苦痛でもあり、未来を知り、変えられない未来があり、
命が永遠でないことも知っています。
ドクター・ストレンジは、命とは救う対象です。
エンシェント・ワンは、老いることなく、死ぬこともなく、永遠に生き続けるという苦しみ
から逃れるために、自分が死んだ後を託せる人を探して、カエシリウス、ジョナサン・パングボーン、
ドクター・ストレンジを弟子にして、魔術を教えています。
人は、いつ死ぬのかは分かりませんが、限られた命だからこそ、充実した人生にしよう
とすることで、世界が良くなっていると感じました。
自分は、未来を知り、未来を変えることで、命を延ばしますが、苦しむことはなく、人生を楽しみたいです。
ストレンジの本質は、ミスター?ドクター?
新作公開に備え、復習。
天才医師であることを鼻にかけ、尊大な男であるが、大怪我を負ったことにより、魔術に救いを求める。
師を演じるのはティルダスウィントン。相変わらず、人外の美しさ✨彼女なら何千年生きていても、天使でも不思議じゃない。
優美な姿から繰り出す魔術に魅せられる。
ストレンジが魔術を会得する姿は駆け足で、闇を退けるシーンは格好良くはない。
ただ、己れを犠牲にしても、他者を助けたい。医師の本分を見失わない姿は、格好良かった✨
初見の時は気付かなかったが、敵役カエシリウスは人気のマッツミケルセン 兄弟子役はキウェテルイジョフォーと豪華役者そろい踏み。
ついに魔法の世界へ
改めての鑑賞で壮大なマルチバース物語がこうして始まったのかと前回より頭を整理して観る事が出来た。
そもそも物語が魔法と多次元の話なので、無理はあるけどギリギリ崩壊しない程度の脚本に抑えてくれている。
マルチバース(多元宇宙)
新作『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』に備えて、3度目の観賞。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観てからは、初めて観ますが、
忘れてる事、新しい発見、が結構…
マルチバース(多元宇宙)って言葉は、この時から使われてるんですね。
覚えてなかった…(笑)
この映画は、なんといっても視覚効果がスゴイ!!
空に逆さの街が現れたり、天地が逆になったり、壁面が下になったり…
ゲーム『サイコブレイク』みたい。
それを観てるだけでも楽しめます。
キャストも見所で、
ただ者じゃないオーラを放つ敵に、マッツ・ミケルセン
強烈な存在感を放ち、我々と同じアジア系で親近感ある、ベネディクト・ウォン
ミステリアスな、ティルダ・スウィントン
最高です。
話自体も面白いと思います。
評価は賛否あるみたいですが、僕は名作だと思ってます。
コミカル‼️❓チープ‼️❓あるある楽しい‼️❓
マーベルをみんな観てると思い込んでいたけど、これを見落としていた。
意外と最近の映画なのに、意外とCGがチープでトホホ。
でも、展開は意外とシリアスで重厚。
真面目にしてるはずが、とても笑えるところ満載、反対に笑うシーンが滑りまくり。
期待してない演技が良くて、アクションは期待外れ。
なんだかマーベルらしくないところがツボかもしれない。
演技を楽しみたい人は、是非。
期待しすぎたかも。
アベンジャーズを観るための予習として。
映像美や技術の高さはよく伝わったが、
内容は薄く感じた。
それっぽい用語や薄い展開を映像技術でカバーしているので、考えるより感じる作品だった。
観なくてもよかったかな…
類似の映像表現アイディアの行き着く先
ベネディクト・カンバーバッチ、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントンの豪華俳優陣
ストーリーはよくあるハリウッドフォーマットで、喪失からの努力して能力覚醒
適度に笑いや、コミカルな表現を盛り込みつつ展開するので良い
"ドクター・ストレンジ"と聞くと
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年)』
を連想してしまうのだが、作中一切関係ないのでなんでこんな名前にしたのか謎だったが
もともとの掲載誌が『Strange Tales』なので誌名が由来なのかな
CMの時点で『インセプション(2010)』っぽさを感じていたが
実際視聴してみると『インターステラー(2014)』や『テネット(2020)』の要素を感じる部分もあり
やはり同じような映像表現を突き詰めると同じようなアイディアに収束するのか、と興味深く思った
映像表現はあくまでも映像表現であり、そこが似ているから良い悪いというものは特にないが
面白い
ただ個人的には、イメージボードに書いたインパクトある画面を
そのまま映像に"してしまった"ような印象を受けてしまい、
実際に視聴したときにどう印象を受けるか、という配慮がない映像に感じた。
結論"ごちゃごちゃしすぎて見づらい"
印を結ぶ姿、空間を捻じ曲げていく姿は非常に面白く、格好いい
とても厨二病心に刺さる
マントは最初格好悪いなぁと思いながら視聴開始していたが、
作中の演出で非常に魅力的に描かれていてよかった
『アラジン(1992)』の魔法の絨毯のようなキャラクター性を持っているのは◎
『HUNTER×HUNTER』の念の覚醒みたいなシーンでは、
『コンスタンティン(2005)』の椅子のシーンがフラッシュバックして、
エンシェント・ワンのティルダ・スウィントンはコンスタンティンでも出ていたな、と一緒に思い出した。
相変わらずスタン・リーはカメオ出演しているのでにやりとさせられる。
マルチバースという壮大な世界を1本の映画にまとめていてなかなか良いが、
紆余曲折はあるが結局のところ悪と正義という陳腐な構図になっていて、ラスボスの作り込みがうーん・・・
人間ドラマが薄く、無難な商業的作品の領域を超えていないのが残念
惜しい作品
魔術師の起源
今、MCUで最重要キャラクターであるドクターストレンジの第1作目。
公開当時や以前にも何度か観る機会があったが、インフィニティウォー、エンドゲーム、ノーウェイホームを経た上でこの一作目を観るとストレンジがいかに成熟した魔術師になったかがわかった。
ドクターストレンジが魔術に触れるシーンでは観客も一緒に体感できる没入感があり、観てるだけで酔いそうになるほどの臨場感があった。
登場するキャラクターも個性豊かで傲慢だが信念のあるストレンジ、堅物だが洒落っ気のあるウォン、自分の信念を曲げず意志の強いモルド、ミステリアスかつ優雅なエンシェントワンなど全員キャラが立っていた。
5月に満を辞して続編が公開となり、久方ぶりの登場となるモルドや毎度お馴染みのウォンがどのように関わってくるのか、ドクターストレンジがノーウェイホームで起こした出来事にどのように奮闘するのか今からとても楽しみだ。
映画館で見たかった。
この作品で魅力に感じるのは、ビジュアルとスピリチュアル思想、ドクター・ストレンジのキャラの三点がある。
ビジュアルというかCGについては、上映当時はCMや話題でそのCG表現の凄さは知っていた。しかし、当時はハリウッド映画の商業性や、テーマはどうせ大味だろという気持ちから見るに至らなかった。しかし、今回DVDを借りてPC画面で見てみると、建物や地形がエッシャーのパズルやフラクタル図形のように展開していく、サイケデリック体験に似た迫力あるシーンは、でかいスクリーンで見るべきだったと後悔している。CGによる映像表現の描写で映画のランキングを作ればトップ10に入ると思う(他に思いつくのはアバターやマトリックス一作目、もののけ姫とかかな)。
スピリチュアル思想というのは、今作でCGで迫力ある描写がされているミラー次元とアストラル界である。視覚的に違和感なく表されているため、実際にもありそうだと思えるような描写を楽しめた。
ドクターストレンジのキャラの魅力というのは傲慢なところがあったドクターが交通事故で自分の腕の機能を失い、自分のアイデンティティを失ってからあがき、違う形で人を救う力を手に入れるという過程が描かれているからである。最後も震える手で壊れた腕時計を大事そうに抱えている描写からも、彼が力を自分の欲のためには使わないことが伺える。
その他の印象としては、ティルダ・スウィントン演じるエンシェント・ワンがスキンヘッドでも綺麗だという事が一つ。ではあるのだが、今回今作を見る直前に聞いた話では、原作ではエンシェント・ワンはチベット僧であり、白人女性に変えた理由は中国上映がされなくなるのを危惧してとの事らしく、その点はマイナスではある。
かなりショック(髭?)🥲→でもだんだん慣れるぞ!→でもスパイダーマンは見なくていいや→予告編でCumberbatchの声を聞いてしまった❗️→見たくなった・・・。
Cumberbatchがこういう映画に出るのかー!襟を立てて浮遊マントを翻す姿は、同じく襟立てコート姿のシャーロックと同じだとこじつけました。でもなんか違うし、なんか場違いで勿体ないと思いました。
空間や建物の折りたたみは「インセプション」だった。音楽と共に外科手術するシーンは「存在の耐えられない軽さ」のダニエル・デイ=ルイスだった。
びっくりしたのは至宝同士の闘いでした。北欧に居てほしいミケルセン(ヘアメイクと衣装がすごかった。何の因果で・・・)、イギリスは特にロンドンに居てほしいCumberbatchが直接対決するとは!事前情報ゼロで見たので驚きが止まりませんでした。
浮遊マントの襟がじゃれついたりするなどの個所はCumberbatchらしかったです。「ペンギン」という言葉を何度発音してもいつも異なる発音になってしまうことをからかわれる可愛いCumberbatch見てるから。手の動きとかは「シャーロック」でもお馴染みだからと考えようとしましたが無理でした。
新規開拓!と思ってましたが自分に向いていない映画があること、身に沁みてわかりました。
おまけ
最後の最後で、ジョッキでビールを飲んでる彼は「ラッシュ」のジェームス・ハント役の人ですね!笑顔を見てちょっとほっとしました。
45点
映画評価:45点
実はこの作品を観るのは2度目です。
マーベルの『マ』の字も知らない時に観ていたんです。
その時は面白かったか?
→いいえ、あんまり理解出来なかったです。
では、マーベル作品を観てきた今なら面白かった?
→いいえ、それほど面白くはなかったです。
つまり、
面白さは微妙です。
そして、
ヒーロー?としても微妙です。
ただ、
マーベル作品としては必要だと感じました。
恐らくですが(ただの個人的な予想)、
精神的な分野を司るヒーローなんでしょう。
そしてインフィニティストーンの所在と紹介を兼ねていたのかもしれません。
ドクターからマスターになるまでの
道のりは中々面白く、作りも丁寧でしたけど…。
ラスボスから~最後のオチまで、
急に雑になったというか、
無理矢理ゴールまで運んだというか、
勿体ないなぁと感じました。
この主人公を二本立てにするのは
確かに厳しい所かもしれないですけど。
それくらい丁寧に作った方が今後のマーベルには良かった気がしました。
【2021.5.20鑑賞】
映像美・・・・圧倒的映像美…!
ワンダヴィジョンに登場するとの噂を聞き鑑賞。
やっぱりね映画って劇場で見るのが一番なんですよ。劇場で見てたら星5はつけてたもん。インセプションとかも家で見ると映像美を見るより話の複雑さが前に出ちゃいますもん。映像に全力出している印象なので。
ベネディクト・カンバーバッチの演技はやっぱり最高ですよね。あのちょっと不思議な顔がストレンジの雰囲気に合っていたと思います。
この作品を見るために見ておくべきものはありません。
ドクター・ストレンジ
CG技術の発達による新しい映像美。
映画館で見たらもっと凄かったかも。
次回作、アベンジャーズとの絡み期待。
エンシェント=ワンは視聴者にも教えを説いているようで良い。
「失敗しないことを目標にするのでなく成功することを目標に行動すべき。」
これぞ「センス・オブ・ワンダー」!!! …でもつまんねぇー!🌀
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU 」シリーズの第14作にして、元外科医の魔術師ドクター・ストレンジの活躍を描く『ドクター・ストレンジ』シリーズの第1作。
不慮の事故により両腕の自由を失った天才外科医スティーヴン・ストレンジ。腕を元に戻すためネパールにあるカマー・タージという寺院で修行することになるのだが、やがて世界を守る為の戦いに巻き込まれてゆく…。
原作/製作総指揮はスタン・リー。
○キャスト
ソー…クリス・ヘムズワース。
主人公スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジを演じるのは『ホビット』シリーズや『イミテーション・ゲーム』の、名優ベネディクト・カンバーバッチ,CBE。
スティーヴンの元恋人である救急救命医、クリスティーン・パーマーを演じるのは『きみに読む物語』『アバウト・タイム 愛おしい時間について』のレイチェル・マクアダムス。
闇の魔術師カエシリウスを演じるのは『007/カジノ・ロワイヤル』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の、名優マッツ・ミケルセン。
スティーヴンのメンターである至高の魔術師、エンシェント・ワンを演じたのは『ナルニア国物語』シリーズや『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の、レジェンド女優ティルダ・スウィントン。
製作はケヴィン・ファイギ。
1968年、ビートルズはメディテーションの修行のためインドへと旅立った。その結果、「ホワイト・アルバム」という歴史的名盤が生まれたことは周知の事実である。
遡ること5年、マーベルコミックスのスタン・リー&スティーヴ・ディッコの黄金コンビはチベットで修行をする魔術師という珍妙なヒーローを生み出している。そのスーパーヒーローこそが「ドクター・ストレンジ」である! …まぁ、映画を観るまで全然知らなかったんだけど😅
要するに60年代のヒッピー・ムーブメントの時代、インドやらチベットやらの南アジア的ヨーガ哲学は欧米におけるトレンドだったわけです。
ヒッピー・ムーブメントを代表するサイケデリックな雰囲気は、映画中ふんだんに組み込まれている。
初めてスティーヴンがトリップする場面、あの超越的な表現は完璧でしたね!🤩
スティーヴン同様、観客もあの場面で一気に非現実的な空間へとトリップすることが出来たと思います。
指から生える手が気持ち悪かった〜🤢
映画全体のタッチはシリアスなのかコメディなのかよくわからない感じ。普通の映画なら中途半端な作風だな、と思ってしまうところですが、本作ではむしろプラス。
「一体何を見させられているんだ…?」感こそが『ドクター・ストレンジ』の魅力なんだと思います。
特に中盤での幽体離脱バトルが最高!本体への電気ショックでパワーアップというのはなかなかバカっぽい🤣
今まで馬鹿馬鹿しかったのに、バトル終了直後にシリアス展開に戻るところとか、本当に狂っていると思いました。
クライマックスでのドルマムゥとのやり取りも良かったですね。おそらくMCU史上最強の敵だったと思うのだが、斜め上の戦法であしらってしまう。真っ向勝負しないというのも『ドクター・ストレンジ』らしい奇の衒い方だと感じました。
あの場面、「ジョジョ」の読者なら間違いなく「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」を思い浮かべたはず。「GER」は敵を殺し続けるというものでしたが、ドクター・ストレンジは自分が死に続けるという逆転の発想。しかし特定の時空間に閉じ込めるという点では両者とも同じであるということは目から鱗でした。
その直前には「ザ・ワールド」が発動してたし、もしかして監督ジョジョファン?
余談ですが、この間ノーラン監督の『テネット』(2020)を観まして、逆行時間の中での戦いの描写に関心したんですが、本作ですでに逆行の戦いは行われていたんですね。『テネット』発の演出じゃなかったんだ。
ちょこっとしか出てきませんが、本作の方が逆行描写は面白かった!
ぐるんぐるん回転して組み変わる街という描写もセンス・オブ・ワンダー!
この街の描写もそうですが、何度死んでも蘇る展開とか、ちょっとテレビゲームぽいんですよね全体的に。特殊能力のあるブーツとか魔法を使える指輪とか凄くアクションゲームっぽい。
同じディズニー繋がりで「キングダム ハーツ」シリーズを思い出しました。キャラの服装もなんとなく「KH」っぽいし(黒いフードというだけだけど…)、マップのギミックがスクエニっぽいと思ったのは自分だけかな?
ディズニーといえば、ドクターの装備しているマントが可愛いかった💕完全に『アラジン』(1992)の魔法のじゅうたんでしたね!涙を拭いてくれるマント、自分も欲しい🤣
とまぁ、要所要所には良いポイントもあるんです。…が、全体的には非常につまらなかった。シリーズ通しても最低レベル。
まず、主人公のスティーヴンに魅力がない。
大金持ちの自信家、性格が悪い、天才的頭脳の持ち主、ヒゲ、強烈なエゴの持ち主…ってあれ、こいつトニーじゃね?
そうこのドクター・ストレンジさん、トニー・スタークとキャラが被りまくってるんですよね。シリーズを観続けているものとしてはやっぱりトニーに愛着が湧いているので、どうしてもスティーヴンのことを劣化版トニー・スタークという目で見てしまう。
スティーヴンの唯一無二の個性としては「魔術」がある訳ですが、はっきり言ってMCU 」世界の科学はほぼ魔法レベルなので、スティーヴンの個性が活きない。
彼にしか出来ない技として時間操作があるわけだが、この能力はあまりに便利すぎ。これがあればなんでありじゃん。時間を操れば自分の障害も取り除けるのでは?
時間操作はタイム・パラドックスがどうのタイム・ループがどうので超危険だから使っちゃダメ!とは言われるんだけど、使用後のスティーヴンにデメリットが現れていないから、本当に危険なのかわからない。
この辺の描写は雑だと思う。
全体の話運びも、これまで何度も見てきたような展開で全く真新しさがない。
特にヴィランであるカエシリウスのキャラ的つまらなさがヤバい。魅力が1㎜もない。せっかくマッツ・ミケルセンというレジェンドを使っているのに…😢
あと、やっぱり気になるのはエンシェント・ワン。
このキャラクター自体は良い。ティルダ・スウィントンは坊主頭でも美しかったし✨
でも、原作からわざわざ人種も性別も変えちゃうのは批判が出ても仕方ないでしょ。
チベット→ネパールに設定変更したのは、撮影の関係で仕方なかったかもしれない(まさか中国に配慮したなんてことはないよねぇ…)。
でも、エンシェント・ワンの設定を変えちゃうのは物語上の必然性がない…。
ホワイトウォッシュがどうこう言いたくないけど、南アジア系や東アジア系にだって良い役者はいっぱいいますよ。
ネパールが舞台なのに、メインキャストにアジア人が少ないのはやっぱり気になっちゃうよ(ネパールなのにみんな英語ペラペラなのは100歩譲って許す🤨)。
大体、「禁書」とか「アガモットの目」の管理が杜撰すぎるんだよー。世界の危機を守っている自覚があるのか?
前作『シビル・ウォー』(2016)と前々作『アントマン』(2015)が良かっただけに、本作のつまらなさが際だってしまった。
映像は素晴らしかったので映画館の大画面で鑑賞していればおそらくもっと評価は上がったと思うけど、家のTVで観てしまったのでこのくらいが妥当かな…。
全467件中、21~40件目を表示