「カンバーバッチの新しいハマり役」ドクター・ストレンジ　Toshiさんの映画レビュー（感想・評価）

この種の映画は積極的には観ないのだがカンバーバッチがどんなヒーローになったのかが興味深くて鑑賞。結果カンバーバッチはもちろん恐らく関係者全員が望んだような新しいハマり役が出来上がりましたね〜。傲慢な天才外科医といった役柄はカンバーバッチのものだが、怪我をして思い悩み、魔術の修行をしてヒーローになっていく過程の表現はさすが。傲慢さを残しつつも適度にお茶目でユーモラス。カンバーバッチがあの顔でマジメにやっているからなおさら。初めて敵を殺してしまったときに医師としての倫理感と心情を吐露するところはお約束だがグッときた。
ストーリーはシリーズ化前提の導入部といえるので可もなく不可もなし。
このレビューで多くのひとが言及しているように必ず3D以上で観てください。DVDなんてもっての外！