劇場公開日 2016年6月18日

  • 予告編を見る

「家制度の呪縛。」葛城事件 レントさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5家制度の呪縛。

2023年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
レント
いぱねまさんのコメント
2023年10月31日

失礼します

今作、劇場で観に行って以来、長らく再観しておりませんでしたけど、何気に感情の記憶だけは引き摺っている作品です とてもとても2度目を観ようと思えない、心に鉛の碇を打付けられた作劇でした 家父長制の作品全体を覆うドス黒いベールに、自分の家族との重ね合わせを余儀なくされた、やり場のない怒りと慟哭がこれでもかと心に吹き荒れて、心情を崩されたサイコホラーといえる程のヒューマンドラマでしたね

モチーフは色々な実事件が参考にされているでしょうけど、こういった現実の事件に触発されてのフィクションは、その内容や描写が増幅される程、賛否両論が先鋭化されがちになってしまう弊害があります 制作者はどうしても商業的にセンセーションの期待を抱き、乗じて周辺の未鑑賞者の作品利用をハレーションの如く起してしまうリスクも内包されます そういった意味で、映画界自体がそういった問題の一つの解決策を、このコロナ期の手伝い(滞っていた制作が、国の政策転換に拠り、堰を切った様に公開)が幸いしての提示してみせたことは意義深く感じます

それは、今年2023年公開、石井裕也監督の両作品『月』と『愛にイナズマ』だと考察しました
勿論、両作品はストーリーは別物であり、扱われるテーマはハッキリは繋がっておりません しかし、同じ監督が撮る作品ですから、どこかで通底しております そしてキチンとセンセーションの矛先を自ら収める役割を果たしておると感じております

投げっぱなしではなく、自ら落とし処を模索する真摯さを、一つの作品に表現するのではなく、複数の作品でそれをプレゼンする手法に、大変価値ある流れだと感嘆した次第です

もし、葛城事件の監督も、こうした手法が可能だったらと思うと、このやりきれなさが少しは救われるのかなと少々思ったりもしました

独り言のような拙文、大変失礼しました

PS.他のレビューコメント"家制度"云々は、表層だけで何も貴レビューを読解していないネトウヨ("自分の不幸は他人のせい")の戯言ですので、差し出がましいですが削除報告でも差し上げて下さいw

いぱねま
シャムシュローシェさんのコメント
2023年10月27日

家制度関係ねーわ

シャムシュローシェ