マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
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スピード感溢れる映画
アメリカの難しい経済をスタイリッシュにスピード感満載で説明した映画!がやはり、難しい!(笑)大まかには、ほ〜なるほど。となるけど、全部を理解するのは困難かと。ところどころに出てくる偉人の名言には心うたれる!みんなが書いているように、邦題に期待しすぎるのは禁物かと。
ブラピは特別枠で参加したのか!?
ブラピは伝説の元銀行マン役で参加してるけど、伝説の銀行マンなんて探せばどこにでも入るだろ!
そもそもブラピ以外の3人でも作品は成り立つでしょ!ポスターも3人でいい
付け加えたんだよ4人目をブラピのためにw
と思いませんか!
ルーレットでモラルを取り戻す
4人が組んでウォール街と対決的構図を予想していたが、4人が別々のアプローチでサブプライムローンをベースにした全然分からないクソ証券(健全商品の中にリスキーな商品をごちゃ混ぜにした証券)ほとんど詐欺の破たんを予測して賭けた。畑に散布するクソはオーガニック。ウォール街のクソ野郎(女含む)はクソより汚い。医師の鎌田實は色紙に「0(ゼロ)から0(ゼロ)へ」と書いた。生まれてきたときゼロだったはずなので、いままで得てきたものを全部社会にもどして死んでいけたらいい、という意味。資産を何兆円も持っている人はどのように帳尻を合わせるのだろう。
これまた、一周回って「邦題絶賛論」
「キックアス」「マネーボール」「それでも夜は明ける」
ブラッド・ピットプロデュース作品にロクなものがない。作品内でも、作品外でも、自分がいいカッコをしなければ気がすまない。出れば、あからさまに浮いた役、出なくてもその「薄っぺらい作家性」を振りまく。
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
はじめはこの邦題はさすがに、とは思った。
だが鑑賞後、むしろほめたい気になった。
この副題は「それすら皮肉」であることは史実でもわかるからだ。
また一方、その邦題はこの「何の意味も持たない、むしろ有害な映画」であることを痛烈に皮肉っている。
それは「マネー・ショート」という訳の分からない造語だけでもよくわかる。配給会社はこの映画を「産廃」と理解しているからだ。
冒頭からこの映画は教えてくれる。
「わかった気になることが一番危険なことだ」
初めからこの映画は言っている。だがこの映画でわかることは何一つない。この映画で得ることは何もない。
銀行家にも歯車は存在する。
そんなことは一切無視し、一方的に空売りを仕掛けたものに「結果」の視点でしか描かれない。
こんなものでわかった気になることが全く恐ろしい。
それをこの映画ははじめから確信犯的に「わかった気になってはいけない」と逃げ道を作っている。
全く卑怯な映画だ。
それに輪をかけ、相変わらずブラッド・ピットが臆面もなく、悟った風にセリフを吐く。「薄っぺらさ」が際立つシーンだ。
全く気持ち悪い。
リーマン・ショックは何故おこったか?
この映画ではリーマン等の銀行が破綻する状況が実話に基づきドラマチックに映画化されている。しかし、問題はショックゴにもあり、国庫金による銀行救済にもある。こちらはすでにドキュメント映画として上映されていて、社会問題として大きな反響を呼んだ。今回の映画づくりはその前半だけのエンターテイメントで、個人的には満足できない。
一度見て勉強してからもう一回見たい映画
リーマンショックの裏側を描いた作品。
我々にも分かりやすくするために俳優やセレーナゴメスに説明させるという面白い手法をつかっています。
そのため予備知識がなくてもCDSやCDOがどういうものなのかある程度はわかりやすくなっています。
しかし映画冒頭でもライアンゴズリングが「金融機関はわざと独特な言い回しをして自分たちに疑問をもたれないようにしている」と言ってるように確かに専門用語の連発でした。
そのためある程度がわかっても結局疑問に残る所は多くなってしまいました。
そのためリーマンショックについてさらに詳しく知りたい人や金融に興味を持ったひとは見終わったあと一度用語について勉強してからもう一度見たらとても楽しめるのではないかと思います。
最後に邦題が華麗なる大逆転となっていたりCMがとてもコミカルになっていますが実際は少しシリアスなドキュメンタリーのように感じました。
なのでオーシャンズシリーズの様にスカッとする映画と思って見に来ると少しガッカリしてしまいそうです。
おもしろ教科書
シリアスで難解なあの事件についての映画なのに笑えるコメディ。ウルフオブウォールストリート的な手法は説明っぽくなりすぎず良かった。
もっと主要三グループが絡み合うところが見たかった。
また、華麗なる大逆転ではない。彼らの勝ち=経済破綻なのは彼らも承知で、儲けれど哀愁すらあった。
評価を見てると日本人がリーマンショックについていかに無知かがわかる。
ツマンネ、ワカンネ、モウイカネ(カモ)。
こんな映画ばっか作って、何楽しいんだろな、また途中からZzz…だったわ。これこそ、格付けcccの金返せレベル。この分だとハリウッドこそあと2年持たねーなw。銀行に行ってハリウッドのcds持ち掛けたくなったわ(覚えてるのはここまで)。もちろん、こんなときのためにとオプション(無料券)持ってるオレ様は、被害ゼロだけどさ、ヘヘ。
決してデートに使うこと無かれ。
「デートには絶対禁物!」な、新聞的知的好奇心をこれでもか!と刺激する一本。
芸達者過ぎる俳優陣の集結に加え、解り辛いマネーゲームを時に噛み砕いて観せてくれる演出の軽妙さが良かった。
「世の中、賢い人間の手のひらの上で回っている」
そんな不文律の世界を垣間見させてくれるたのが、非常に心地よかった。
ただしその分、観る側のオツムはフル回転を要される。
テンポは良いのだが、若干ペースの速すぎる作劇についていくのが大変なのは致し方無い所であろうか。
自分はもう一度大学に入りなおし、経済学をイチから学びたくなった。
こんなギャンブルはできないし、したくもないけれど。
力の入った良作ながら、社会科に興味が無ければおそろしく退屈だろう作品。
企画最高、脚本よし、ただしやや難解
サブプライムローン破綻に端を発するリーマンショック。しかし、その金融商品を理解もしくは説明するのはかなり難解であることは、周知の事実だ。この映画を見ても、なにがなんだかわからなかった。脚本家の人も役者も、台詞をおそらく100%理解しているのだろうとは思うが、自分は字幕を読んでもまったくわからなかった。とにかくややこしいということなんだろうと思う。
AAAという格付けされた債権の塊にBBBが混じっていたり、AAAという格付けそのものに意味がなかったりしたのだ。
映画では様々に解説してみせてくれているが、はなっから不良債権になるものに決まっているものを束ねてその不良性を失わせるということなのかな。映画ではクソだのファックだの罵倒用語がのべつまくなしに出てきたが、まさにクズ債権を高額で買わせていたのだから、リーマンブラザースはじめこれで儲けていた証券会社はクソ集団だった。
これは、まじで資本主義の終わりである。村上春樹の1Q84からの引用で、我々は世界の終焉をどこかで望んでいるのだ。みたいな文章がテロップで入っていて、映画自体の成り立ちはとても高尚な場所にいるのは分かったけれども、ではそこからどうやってわれわれの社会は這い上がるのべきなのかまでは分からず。
遺伝子組換え作物を使わず、無農薬で作物を作るというようなことなのだろうけれども。
クリスチャン・ベール良かった。製作にブラッド・ピットが入っている。
難解なのに何故かグイグイと引き込まれる一本
一言で言えば、「金融版『仁義なき戦い』」。そんな感じ。
所々に金融用語が散りばれられて難解だったけど、作品自体が実にテンポよく。一度もウトウトする事なく観れた。実にエンタメ的で実に知的な一本。
経済のお勉強になり、日本経済新聞が読みたくなるかも(笑)
最近ハリウッドで多い実話もの作品ですがとても観やすく初心者でもわかりやすくするためにちょっとコメディ要素を入れてくれているのがありがたい。
前回実話作品「ザ・ウォーク」でもあったんだけれども、最近のハリウッド作品にある出演者が視聴者に語りかけるシーンが多いし説明が分かりずらい個所は別の職業の人や馴染みやすいとあるゲームにたとえて説明してくれているからおもしろかったしわかりやすい(どんな説明かは劇場で・・・)
これらのシーンがあったからこそストーリー展開もよかったので楽しめた。
ですが、これらのシーンがないと経済知識やリーマンショックのニュースの知識がないと付いていけない作品ではある。
この作品は経済用語がバンバン飛んでくるので、ズバリ!!経済の勉強になることは間違えなし。(日本経済新聞に興味をもつかもしれないよ(笑))
原作がこちらもブラッドピットが絡む「マネーボール」の原作者作品。こっちの方がわかりやすいかも。(笑)
演技も4人の中で一番好きだったのはダークナイトシリーズでもおなじみクリスチャン・ベール。アクションではないけど無駄に腕の筋肉が太すぎるんじゃないって思うけど、ちょっと注目してみてね。
てなわけで、展開はよかったけど経済勉強が必要なので私は4点でございます。
さらに、日本人有名アーティストの曲が流れているシーンがあるから探してみるべし。
華麗なる大逆転?
副題を付ける意味はあったのだろうか?
彼らの苦渋の決断が、鮮やかな手口で大金を銀行から奪取したアウトローのようには到底見えなかった。
みんな悩んで考えた結果なのに、この副題はちゃんとこの映画を見た人がつけたのだろうか?
内容は、難しい専門用語だらけでチンプンカンプンだったのだが、途中何回か粋な説明描写が入るのでOK!
理解できない自分の方が悪いのかと反省‥‥
時事ネタを入れて年代を教えるのは、良かったです。
ブラピの出番少な‥‥
楽しめる
ポップな演出で、難しくなりがちな素材を出来るだけ分かりやすく語っていて、とても楽しめる。
マーゴット・ロビーやセレーナ・ゴメスのくだりなんかはとても気が利いてるし。
しかし、クソがホントにクソであることを確かめ、その結果として主人公達は大儲けする訳だけど、それはどう転んでも『華麗なる大逆転』なんてものではなくて、この邦題はないよな〜と。
登場人物の中でもかなり変わってると思われるスティーブ・カレルが言ってることが一番まともだというのがアメリカの狂いっぷりを表してるのかな。あの涙にはグッと来ました…
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