劇場公開日 2015年10月10日

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「カンフー・アクション映画に敬意を」カンフー・ジャングル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5カンフー・アクション映画に敬意を

2020年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ジャッキー・チェン『酔拳』、ブルース・リー『ドラゴン危機一髪』、ジミー・ウォング『片腕必殺拳』といったポスターや映像とともにアクション映画作りに関わった人たちに敬意を示しているのが素晴らしい!『七小福』を見てからというもの、カンフースターと京劇が常に頭に思い浮かび、ドニー・イェンはイップ・マンで独自の道を切り開いたんだよなぁ~と、不思議な気分に浸れます。

 試合で相手を殺してしまい禁固5年の刑を食らったハーハウ・モウは、武術界の強者たちが殺される事件を耳にして、捜査協力を申し出ることに・・・なんとまぁ単純なストーリー。敵となる殺し屋武闘家は単に強い相手を求めて道場破りをしている感じですが、「カンフーは殺し合い」と主張し、結局は連続殺人犯になっているフォンという脚に障害を持つ男。

 ハイウェイで車が行き交う中でのクライマックスはかなりハラハラ。相手が車に轢かれそうになるところを助け合ってるところが絶妙でした。ワイヤーアクションも多めだし、華麗な棒術も見どころですが、重くて振り回せないよなぁ・・・などと思いつつ、なんだか体を動かしたくなってきました。

kossy