劇場公開日 2016年10月14日

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「相変わらず巧いな」永い言い訳 映写技師さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5相変わらず巧いな

2016年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

知的

幸せ

ケチのつけようがない映画のレビューほど書きにくいものはない。切り口が見つからず何日も苦悶する。原作・脚本・監督をこなす西原美和さんはオリジナルの持つ不動の強さを武器に、誰にも遠慮せず口出しさせない聖域を設け、自由に映画作りに没頭する職人に思える。音楽であれば才能一本で勝負するシンガー・ソング・ライターです。本作にはスマフォを頻繁に使用するシーンが出てくる。時代設定は平成25~26年で間違いない。しかし私には昭和の原風景がスクリーン狭しと暴れているように見えた。役者も昭和顔ばかりで懐かしい気持ちでいっぱいになった。映画の内容とは関係ない事ですが不思議な感じを覚えました。結論、見て損なし!

映写技師