エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方のレビュー・感想・評価

全19件を表示

3.5下世話だけど沁み入る部分も多く、思わぬ拾い物をした気分

2017年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

ジャド・アパトーといえばハリウッドでの認知度とは抜群ながら日本では監督作が未公開になることも多く、未だ代表作が『40歳の童貞男』といった具合である。そんな彼が、今をときめくエイミー・シューマーと強力タッグを組んで放つのが『Trainwreck』(原題)。「大混乱」、「しっちゃかめっちゃか」といった意味だが、大混乱が巻き起こるのは物語ではなく、むしろヒロインの胸中だ。これまで実践してきた「誰とでも寝る。深追いはしない」という生き方が根底から突き崩された時、ひとりの男を愛することで彼女の内面はどんどん変化を遂げていく。

フィクションではあっても主演のエイミーは同じエイミーという名のヒロインを演じ、実話ではないが赤裸々な自分をぶちまけようとする意欲が伝わってくる。また、彼女の独壇場かと思いきや、アパトー作品らしく下世話なのになぜか胸を打つ場面もあるし、何よりも豪華な脇役たちが楽しい。思いがけない拾いものをした気持ちになれる良作だ。

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牛津厚信

4.0好みが分かれる ラブコメ上級者向きの逸品

2021年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

『アイ・フィール・プリティ』で、ちょっとユニークな視点で勘違い美人を好演したエイミー・シューマー。彼女の長編映画デビュー作品にして、一部で高い評価を受けたラブ・コメディ。

1998年の『セックス・アンド・ザ・シティ』を発展させたようなストーリーは、赤裸々に表現されたSEX描写と、歯に衣着せぬセリフで彩られ、R15指定になっているが、エロさは感じない。なぜなら、女性の視点でSEXを描いてあるからだ。例えば、彼女がどんなふうにアソコを舐めてほしいかを、まるで料理のレシピを指示するように言われても、それで欲情する男はいないだろう。まあ、性癖は様々なので、断言はできないが。家族そろってリビングで鑑賞するような映画ではない。

男と長続きしないが、相手には不自由しない雑誌編集者。普通なら美人で均整の取れたボディの人気女優がキャスティングされるところだろう。映画会社の重役は、客入りが悪そうな、実績のない、美人でもないエイミーの企画にゴーサインを出すとは思えないから。例えばエマ・ストーンとか、アン・ハサウェイあたりを起用して、どっかで見たことのあるラブ・コメディに仕上がっているはずだ。

この映画のいちばんの特徴は、主人公がたいした美人でもなく、欠点だらけに見える等身大の女性を、まさに自分の身の回りにいるような存在感のエイミーがリアルに演じていることだ。日本だと柳原可奈子さん、フォーリンラブ・バービーさんあたりが近いポジションだろうと思うが、残念ながら彼女たちがこの役を演じたとしても誰もそんな映画見たくないだろう。エイミーには言葉ではうまく表せない不思議な魅力があり、多くの男性がその魅力にハマる。

そしてもうひとつの売り物が、豪華脇役スターたち。というより、現役の(当時)NBAの人気選手レブロン・ジェームズを本人役で起用し、彼の日常をごく自然に描いてある点にも興味を惹かれる。友人と食事をしても割り勘で、「僕は金持ちだけど、引退したらただの黒人だ。誰からも相手にされなくなる。MCハマーになりたくはない。」なんてセリフを、脚本段階でどうしていたのか。脚本を書いたのもエイミー・シューマーだけに詳しく知りたくなった。

外科医でエイミーの恋人役を好演するビル・ヘイダーも芸達者で、そこそこバスケが上手そうに見える。ところがレブロン・ジェームズには全く歯が立たず、子ども扱いだ。(当たり前か)

妹役のブリー・ラーソンはご存じキャプテン・マーベルで大ブレイク。『ルーム』でオスカーを獲得した後だけに、主役じゃないこの映画に出演したのは、おそらくエイミーの存在抜きにはあり得ないだろう。

ほかにも、劇中劇映画「DOG WALKER」に主演するダニエル・ラドクリフとマリサ・トメイとか、名前だけ連呼されるマーク・ウォルバーグ野郎とか、腰を痛めた本人役のマシュー・ブロデリック、WWEの人気レスラー、、、本当に書ききれないほどにカメオ出演の嵐。いや、それぞれがカメオの領域をはるかに超える力の入れようで、この人たちのスケジュールをよく合わせたな、と思える豪華な顔ぶれ。それでいて、内容はごく平凡なコメディなのだから、職人気質の監督と、エイミーの人徳なのだろうなと個人的には納得した。

早く、『アイ・フィール・プリティ』の次の作品が見たいものだ。この映画でも不美人が魅力的に振舞う映画だっただけに、きっと多くの女性から共感を得たのだろう。

2019.12.16

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うそつきカモメ

3.5小ネタの連打に魅了される

2020年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

どういう経緯か分からないのだが、マシューブロデリックが出た時点で、
もうガッツポーズをとってしまった。
おそらく本国ではおなじみであろう解説者が、
「久しぶりの名演技」と言うくだりは、
ブロデリックの現状が窺い知れる自虐ネタなのだろう。
日本なら、徳光さんが野村宏伸をからかうような感じだろうか。
決してないだろうけど。(野村さんすみません)
Aロッドの話題に苦虫を潰す妹の旦那とその仲間や、
ティルダ・スウィントンのぶっ飛んだ編集長ぶりなど、
日本人には分かるようで分かりにくいニュアンスを含んだギャグは多いが、
それなりに楽しめるウェルメイドなコメディだった。
プロデューサー兼主演のエイミー・シューマーは、今回初めて知ったが、
とてもセンスのあるコメディエンヌでありクリエーターだ。
クライマックスのダンスの中途半端なやれてる感がよかった。

蛇足だが、日本のお笑いの女性がやるとイタイ感じになるところを、
カラッと笑わせて嫌味にしないセンスは、
友近とかゆりやんとか3時のヒロインとかは学んでほしい。
笑ってやらなくちゃいけないのかなあと、
観ているこっちが気まずくなるんだよなあ…。

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Masa_king01

5.0最高😃⤴️⤴️

2019年10月17日
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やっぱり映画はこうじゃなくちゃね。面白くてしんみりして、また面白くて、こういう笑いが一番いい!

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マッターホルン2

2.0親近感

2019年9月7日
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エイミー、女優さんにそぐわない体型で親近感。コメディアンとのこと。ストーリーはありがちな恋愛もの。レブロンジェームスが出てる!

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Yae_f

5.0気づけば爆笑!

2019年7月8日
iPhoneアプリから投稿

こーゆうラブコメって本当は
美男美女
ラブシーンもセクシーでしょ?

これは違います!過激をとおりこして爆笑!
下衆くてビッチで思いやりがなく酒癖ひどい
いい歳してミニスカ

でも親しみやすくてなんだか愛おしくなる。。。

素直すぎるが故に自己中心的になってしまい
過激な発言をし大切な人をきずつけてしまう。
仕事はクビ、妹や彼とは大ゲンカから疎遠に、、、

色々な事を失って、そんな彼女が改心する。
最後は号泣でした。

彼の事をエイミーが自信をもって書いた記事!
編集長に散々馬鹿にされたけど、
大好きな彼の事を記事にした場面は彼女の意地だったのかもしれない。

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Riri

3.0おさらばシングルライフ

2018年9月26日
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笑える

楽しい

幸せ

エズラ・ミラー目的で鑑賞。何とも気持ち悪い役だった。笑

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yuki

3.5コメディが面白かった(^^)意外と豪華なサブキャスト達。 ただイケ...

2018年2月2日
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コメディが面白かった(^^)意外と豪華なサブキャスト達。
ただイケメンがでてこなかった…笑
主演女優さんも、ちょっと醜くくしすぎたかな

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aco

3.5愛おしい恋下手ガール

2018年1月20日
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エイミー全然かわいくないし、お下品なのに気づいたら恋してしまった。だめだめな女だけど、共感できる部分もあって、自分に正直に生きているエイミーがかわいかった。
ハッピーになれる、大好きなラブコメのひとつになった。

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yccn

5.0Awesome!!

2018年1月12日
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久しぶりに爆笑しました。そしてジワっと泣けたり。ゴリゴリの日本人が果たして理解できるか謎ですが〜アメリカンジョーク炸裂で終始ゲラってしまいました。最後はグッときて笑顔が多い映画でした!!

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ANNE56

4.0主演女優がセガールにしか見えない

2017年10月9日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

幸せ

スティーブンセガールにしか見えない主演女優の性交シーンが多大にあるが、誰も得はしない。息子はピクリとも反応しない。
なのにラストシーンは何故だかセガールが愛おしくなっている。なぜだか愛に溢れてしまう不思議な映画でした。

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ya sa

4.0観終わった後に楽しい幸せな笑顔になれる!

2017年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

恋愛・結婚の障害に悩んでいる人は、これを見ると前向きな気持ちになれると思う。

ところどこに散りばめられた笑いのエッセンスがまたいい、シモネタも多いけど、冒頭から笑わせてくれる。

女性向けの映画というわけではなく、男性でも十分楽しめる、いい映画だった。

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みゃん

2.5下ネタがとにかく笑える

2017年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幼い頃、父から「一夫多妻制は悪だ」と復唱させられ、本気の恋愛はせず、男性と一夜限りの関係を続けるエイミー。そんな個性的すぎる主人公と、それを取り巻く人々をコミカルに描いた本作。

真面目なところで、いわゆるKYな言動を取ってしまう主人公のイタさは「スウィート17モンスター」と通ずるものがあるが、こちらは年齢や、住んでる環境、セックスに対する見方など、我々には共感し難いものがあった。
しかし、そんな主人公の性格で笑わせてくれるシーンもあり、むしろ取り巻く人々が面白すぎる!
ゲイのくだりでのある人物のセリフは面白すぎる。劇中映画の内容がくだらなすぎる。しかも世界的に有名な俳優が少しだけ登場する。なんか、贅沢をした気分。

ただ、このような題材でコミカルな演出はいいのだが、やはりなにかを伝えてほしかったのは事実。ラストはかなり爽快になっているのだが、少し物足りないと感じてしまった。

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こうき

4.5艶笑

2017年5月29日
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鑑賞方法:映画館

タガの外れた下ネタで時間いっぱい笑いました。連綿と繋がるエロエピソードで紡がれ落ちでじわっと来るストーリー。落語の味わいです。幸せな気持ちになれました。

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労働4号

2.0女子会突っ込み映画!

2017年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

笑える映画なので女子会突っ込み用映画としてはお勧めです!!

主演女優さんがアメリカでは有名なコメディエンヌとの事ですが
何の知識も無く、予告編だけ観て、本編を観賞。
いきなりのベッドシーンに、何?このデブで不細工な女は!!
とちょっと引き気味。
で、前半のドタバタなドラマ運びを観ているうちに
ヤバい!!
これは「ブリジット・ジョーンズの日記」の三作目以上の
超駄作では~~と不穏な雰囲気。

実力派のブリー・ラーソンや、
本物のNBAの選手レブロン・ジェームズが本人役で出ていたり
ルックは豪華なんだけど、
何だか低俗なゴシップ雑誌の記者のエイミーは
いつも大酒飲んでマリファナにラリってるし、実の妹に毒舌吐くし、
フォーマルな場で電話で大声出してスピーチを邪魔するし、
30過ぎてこんな事やってるのは、可愛いドジでは無く
単なるバカ女にしか見えないのに、
何故か、将来有望なお医者さんに愛されてて、
何だよ!何の努力も無しで結局上手くいく話かよ!!
プンプン!!
てな感じで、途中、寝ちゃいました。

が、最後の方に、主人公が全てを考え直して
努力を始めて成長するシーンが出て来たので
何とか少しモヤモヤが晴れて笑えました。

そう、お下劣なルックでもなんでもいいのです。
主人公がなんらかの成長をしてくれる映画が好きなので
それが感じられれば、悪くないよ!言えるのですわ。

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星のナターシャ

4.0笑った笑ったそして泣いた

2017年4月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

泣ける

笑える

大好きなティルダ・スウィントンが出るので行ってみた。
下品な言葉連発とベッドシーンに少々目を覆うがそれがなんだか笑いを誘う。
面白かった!

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rukese

1.5ラブシーンはかなり多め。笑えて切ないアラサー女子の実情。

2017年3月26日
PCから投稿

笑える

幸せ

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:なかなか本当の恋に巡り逢えない主人公が、家庭や仕事での大騒動に振り回されながらも、新しい愛を見つけていくまでが、ケレン味たっぷりに描かれていくのが印象的。
否:ラブシーンがかなり多いので、デート等での鑑賞は不向き。

 なんだかんだでR-15なので、ラブシーンはかなり過激。ですので、デートでの鑑賞は不向きかと。どちらかというと、独りや同性同士での鑑賞で、クスッと笑ってしまう作品です。
 一途な恋と縁がなく、なかなか落ち着くことの出来ないアラサー女子の主人公が、周囲のドタバタに振り回されながらも、次第に本当の愛への道しるべを見つけていく姿が、シュールな笑いと共に描かれていきます。
 ちょっぴり切ない後味が残るのもイイですね。気になった方は是非。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0終わり良ければ

2017年3月11日
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鑑賞方法:映画館

39本目。
途中、イラッと来るのもありがちだけど終わり良ければでしょ。
こう言うテイストの作品好きだし、キャスティグがね贅沢。

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ひで

3.0期待に応えられないこと

2015年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

I was expecting much more.

The movie failed to achieve a good balance between Comedy and Drama.

They used the sandwich approach:

(at the beginning) silly Comedy, テッドと同じように, I liked it
(in the middle) heavy Drama, too heavy and kind of forced 強制恋愛
(at the end) silly Comedy, didn't like it

And it is too long 長過ぎる.

Still looking forward to what Amy Schumer is going to do next

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eieiSensei