劇場公開日 2016年7月9日

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「【部屋を暗くして、爆音で、ジャンクフードを食べながら観るべきSFアトラクション映画】」インデペンデンス・デイ リサージェンス 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【部屋を暗くして、爆音で、ジャンクフードを食べながら観るべきSFアトラクション映画】

2020年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

・インディペンデンスデイ(1996)に起こったエイリアン侵略に勝利した人類。それから20年たち、再び彼らの本隊が襲来し、地球の核を奪いに来た。人類vsエイリアンの再決闘、が物語の大筋。
※ちなみに、地球の核(コア)がなくなると、地球を覆う磁場が消失し、太陽光線をまともに受けることになり、地球が焼失してしまうらしいです。

・一言でいうと「部屋を暗くして、爆音で、ジャンクフードを食べながら観るべきSFアトラクション映画」。このジャンルでは素晴らしい作品だと思います。

・エイリアンの再侵略に向けてのゆっくりとした展開から、侵略が始まると終盤まで一気に畳み込むアトラクションのような展開。

・特に決戦の終盤は、複数の視点での戦いを並行で描くことで、よりハラハラ感を与えてくれる演出でした。前回倒したエイリアンの技術を取得した上で改良された戦闘機によるスターウォーズのような空中戦、エイリアンの宇宙船本体に入り戦う主人公たち、本部にてエイリアンを倒すためのキーとなる球体を守る戦士たち、元大統領による囮作戦、市民をバスで守ろうとするデイヴィット・レヴィンソン、、、ちょっとでも見逃すと、どれがどれだかわからなくなるようにスピーディーに展開されていく映像のハラハラ感は素晴らしいものがあります。

・また、前作から引き継がれ画キャラクターも魅力的で、二作を一気に観る楽しみがあります。また、前作と比較して、映画の世界においてしっかりと時が進んでいることを楽しめます。以下、引き継がれたキャラ達です。
 - ホイットモア元大統領:ビル・プルマン
 - デイヴィット・レヴィンソン:ジェフ・ゴールドブラム(ジュラシックパークでおなじみ)
 - デイヴィット父:ジャド・ハーシュ
 - オーキン博士:ブレント・スパイナー

・残念なことに、前作の主人公ヒラ―大尉(ウィル・スミス)は、本作では死んでしまっていますが、その息子が登場し、かつその息子が主人公ではない所も、ちょっと外した良い設定。

・総じて、かけたお金の分だけ壮大でしっかり見応えのある映画、でした。ラストシーンでは次回作を匂わせる台詞になっているので、これまた期待。今作が20年越しの続編だったので、次回もまた20年後でしょうか。その時は、現実世界も大分様変わりしているので、どのような設定で作品がつくられるのか、非常に楽しみです。

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