劇場公開日 2017年2月24日

「ラストシーン セバスチャンの目でこの映画は成功やね」ラ・ラ・ランド ららさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ラストシーン セバスチャンの目でこの映画は成功やね

2019年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

よくある話   でも優しい映画

ミュージカル映画なんだけどミュージカルの部分は
プラスアルファであって
宣伝で流れてる高速の上で踊るシーンは頭っからで
あの感じがずっと続くわけじゃないのではじけてる
マンマ・ミーアみたいな元気溌剌ではないよね

この映画、見てて嫌な気持ちになる人はいないんじゃないかな
あたしは大好きです
見終わった後の切なさは忘れられない

ザ・ラブストーリーですよ
女優を夢見てる女の子とジャズピアニストとして成功したい男の人の話
そしてその結末は・・・

監督はセッションのデミアン・チャゼル
影の使い方が通じるものがあるけど

ララランドは大作なんでセッションとは違うなと

物語の途中、時間の流れを影絵を使ったりしてロマンチックなんよね

最後、ライアン・ゴズリングの瞳の透明感がつらすぎる

ライアン・ゴズリングといえば
2009年ラブリーボーンのオファーを受け
役作りに励みイメージしたのが大きな男ということで
のどが渇くたびにハーゲンダッツを溶かしたものを飲み
27kg増量したという・・・
ただ、制作側はそのようなイメージはしていなかったため
現場に行って周りの反応と視線で
僕はなんてことをしたんだ!となり
マーク・ウォルバーグが代役となるという
こんなに頑張って増量したのに製作側から
却下されるという悲しい出来事があるぐらい
思い込みが激しい・・・素敵な役者さんw

そんなライアンの素晴らしいセブを忘れられないな

らら