劇場公開日 2017年2月24日

「2度目観賞で印象がらり」ラ・ラ・ランド きりんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.02度目観賞で印象がらり

2019年1月25日
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エマ・ストーンの「バトル・オブ・セクシーズ」を見て、これがけっこう面白かったのでDVDを借りて2度目の観賞です。

1回目は、
映画館でのクソみそレビューを書いてしまったが、「LaLaLand 」これ、面白いではないの!
前回のレビューは消去しました。[共感]付けて下さったどなたか、ごめんなさい。これ好きです(笑)

この印象の差は、おそらく僕が自宅DVD派になってしまっていたからなんでしょう。
映画館の大スクリーンだとどうしても色彩が薄く白けてしまい、コントラストが死んでしまうんですよ。
画面が汚くて映画館では物語に没頭することが出来なかったようです。

その点、液晶画面でのDVD再生は画面が小さいことも相まってカラーリングがバッチリ美しくなります。

⇒物語に重要な女性陣の衣装の色合わせ。街のポスターや看板の色味とその前を歩くミアのドレス。クラブの薄暗い照明とバンドの風貌。
チープなシーンもリッチなシーンも・・・
DVDだとこれらがまるで別物のように輝いて美しいんですよ。
加えてヘッドフォン使用でピアノのミュートが沁みてきます。

素敵なミュージカルでした。
現代人向きに曲のテンポも物語の展開も、主人公たちの立ち居振舞いもスピーディーで、あっという間の夢の世界でした。

でも最後に再会した二人の走馬灯のような幻影と、そして我に帰ってお互いに少し微笑んで別れる瞬間。このえもいわれぬ境地に、夢物語が一気に現実に戻る。甘くそして苦く、僕たちは現実を噛みしめる。
これが映画をしっかり〆ていると思います。

エマ・ストーンは、鳳らんのように舞台映えするお顔が持ち味ですねー。

あとジョン・レジェンドのライブシーンは◎。
物語上は「好みではない」、「一緒に音楽活動するに値しない」とミアとセブから否定されている(!)ジョン・レジェンドだけれど、あれは最高のライブでした。臨場感半端なかったです。ケチ付けられることも厭わない王者の風格って。

音楽映画でこのように↑別アーティストの絶品ライブを挟むのは、邦画「NANA・ナナ」と同じですね。そっちもオススメです。

きりん
活動写真愛好家さんのコメント
2023年9月24日

きりんさん、コメント&共感ありがとうございます😊
確かに同名タイトルの映画が多いですよね‼️最近もホラー映画のタイトルが「禁じられた遊び」‼️映画ファンは、すぐにルネクレマン監督作品を思い出しますよね‼️もうちょっと製作会社や配給会社はネーミングのセンスを持って欲しいものです

活動写真愛好家
kossyさんのコメント
2021年8月7日

きりんさん、コメントありがとうございます。
ありましたね~『カサブランカ』『雨に唄えば』『シェルブールの雨傘』『バンドワゴン』その他いっぱい。
まぁ、ミュージカル映画に精通していればもっと楽しいんでしょうね~

kossy