劇場公開日 2016年9月30日

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「思ったより予想の斜め上を行く設定には驚いたが、」高慢と偏見とゾンビ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5思ったより予想の斜め上を行く設定には驚いたが、

2017年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

主人公含む姉妹はバンパイアキラーならぬゾンビキラーの女性陣かよ!!
しかも中国武術を使う(中国武術には見えませんがねw)なんて驚きだ。
ゾンビが出ないシーンは綺麗な18世紀イギリスの綺麗で高貴な映像と演出なのに、ゾンビが出た途端B級ホラーに早変わりとなる映像と演出。

「ストーリーといい、設定といい映像といい、何かが自分の中で噛み合わない。何故だろう?」と思った。
原案である小説「高慢と偏見」も調べた。

半分以上ゾンビの設定および関連シーン等が無くてもこの映画としては恋愛映画「高慢と偏見」として成立する。
自分の思ったより斜め上を行く設定には驚かされた。

しかし、この映画には「とゾンビ」とタイトルが付く。
誰得だよ?と思うくらいゾンビが出る。
付ける事でコレは+アクションホラーなのだろうか?
逆にパロディなのだろうか?
私には他の方も書いていたが、「噛ませ」や「不要」にしか観えない。
やるならとことんやって「怖がらせてくれ!」「楽しませてくれ!」
それが物足りない。

新しい作品に取り組む事には賛成するが、元の原作が良いだけに異彩のアレンジを加えるだけのこの作品には合点がいかない。。

「こういう含み(思惑通り)にしたかったんだろうな。。。」と。だけど、そんな自分成りに読みをした所でつまらない作品だと感じてしまった。
亡き原作者に恥を付け足す作品。
もし、原作者の子孫としての私だったら、この作品の公開許可は与えませんね。
他の人が絶賛している部分はあくまでも原作小説の部分だと思う。

巫女雷男
kossyさんのコメント
2019年11月16日

原作者の子孫もシャレがわかる人だったんじゃないでしょうか?訴訟も起こされてないようだし、同じ人間として「ゾンビいやだよね~」とか盛り上がってたりしてw

kossy