キャロルのレビュー・感想・評価

圧倒的な貫禄を見せるキャロルか、成長を描かれるテレーズか。どちらも良かったが、大人な映画だな。

現代の映画なのに、昔の映画を見ている気分にさせてくれる。
フランスとの合作だけあって、雰囲気作り、女優の魅せ方などが素晴らしい。

気の合う相手、いつも一緒に居たい相手が、同性だったという、この描き方も好きです。

演技も皆さん素晴らしい。

ブランシェットとR・マーラの演技、実に素晴らしい。同性愛の是非には賛同できんけど、まあ同性愛になる人も理由あんだろうね、しかし劇中の同性愛になる動機はいい男見つからないから？いい異性あったら所詮普通の異性愛者かな？笑笑

ケイト・ブランジェットがいろいろな意味で美しい。マニキュアの色が目を惹き衣装の赤をさらに引き立てている。

キャロル（ケイト・ブランシェット）には娘が一人いるが、夫とは離婚しようと思っている。
テレーズ（ルーニー・マーラ）は写真家を目指していたが、今はデパートのおもちゃ売り場で働いていた。
こんな二人が出会い、互いに意識し始める。
テレーズは何事も自分で決めることが出来なかったのだが・・・。
ケイト・ブランシェットは当然ながら素晴らしい演技なのだが、ルーニー・マーラは最高の演技で見ごたえがあった。

映画館で2度鑑賞して、Blu-Rayも購入した大好きな作品。
とにかく綺麗な映画だった。時代に合わせた服装、街並み、、そして同性愛ということへの考え方。
愛の形は一つではない。という事を改めて認識させてくれる作品。自分を偽らない、自分らしく生きる。見終えたあとに心に何かが残る、そんな映画だった。
ケイト・ブランシェットはとにかく美しくキャロルは彼女にしか演じられない役だと思う。

きれいな同性愛の冬の物語

ケイトブランシェットが美しい！！
冬の田舎町の風景も古い車も衣装もとても素敵。
母性と意志の強さを感じる映画だった。

なにがテーマかわかりにくい。。
自分らしく生きるというメッセージなのかな？
うーん。。

と感じていたが、じわじわとこみ上げてくるものがありました。
自分らしく生きることを選んだ女性2人の生き方を描いたんでしょうか。
過激なシーンがあり、見る人により好き嫌いはあるでしょうが、主演の2人はとても綺麗で、魅力的でした。

音声がなくても全然楽しめる作品だと思う。

ルーニ・マーラちゃんかわいい。
ドラゴンタトゥーの続編やんないのかな～

自立した女性は強く美しく、一方男は情けなく子どもじみてた。

ストーリーは大きな起伏もなく正直ワクワクしなかったけど、女性が働き自立するのが難しかったであろう時代に自分の存在意義のために幸せを求める二人は美しく学校良かった。
今は割と同性愛者を受け入れる時代になってると思うし、僕自身そこに差別も何もないので二人の愛の物語を普通の事として受け入れてしまったので、真新しさを感じるこが出来なかった。

映像の美しさと2人の美しさはずっと見てられる。

ケイトブランシェットの大女優たる風貌に見とれてしまう。テレーズの変わってゆく有り様に引き込まれ、二人のラブシーンの綺麗なこと女性は怖いが美しい。そうしてキャロルの最後の表情をどう見るか？

美しい映像だけで、終わった感じが否めない。もうちょっと心理的なものを描いて欲しかった。薄っぺらな感じだった。

ケイトブランシェットがとても美しかった。
美しい人達の純粋な恋の物語。
最後は凄く良かった。私も、プライドから一度は断るが、後悔するだろな。そこからまた引き戻さないと更に大きな後悔をするだろうな。

ストーリー展開が単調で眠くなってしまった。
ケイトの優美さそれでいて排他的な雰囲気は嫌いではないが、予想通りのストーリー展開や人物像に目新しさがなく、アカデミー賞候補になった理由が知りたい。。

感がたっぷり。
妖艶とはこう言う人の事かと。
歳を取っても背中は綺麗でありたいものだ。

あんまりにも綺麗。
惚れ惚れしてしまった。

最後のケイトブランシェットの表情が素晴らしい。
そのための二時間。

男からすると「なんでそうなる？」というような行動がたくさん出てくるが、なぜかイライラすることなくむしろ二人の繊細な心の機微を感じられる。主役二人の演技力によるところが大きい。はっきり言ってストーリーどうこうというより二人の演技とビジュアル、衣装を楽しむ映画だ。ちょっとした仕草や表情の変化まで完璧に計算されていて素晴らしかった。別れの曲が一瞬しか出てこなかったのが残念。

ストーリーに関しては、道徳的な観点でみたりすると、。。。な人が沢山いると思うのですが。
そういった角度ではなく、、ルーニー・マーラとケイト・ブランシェットが見事に映画の世界観にマッチしていて、そこがいい映画なので。どっぷりとその美しい世界にはまって観て欲しい映画です。

ケイトの行動には色々問題があると思いますが、親権をめぐっての話し合いの際、堪えながら夫に訴える場面は自然と涙がでました。ケイトの名演にも感銘を受けて。。
本当に人に与えるパワーが凄い女性です。

結構男性には理解しがたい繊細かつ複雑な心情を描いているし、男性を全然立てていない映画なので笑。オトコとは観ない方がいいですよ！
私は危うく旦那と観なくて良かったです。笑