劇場公開日 2015年10月24日

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「新フランク・マーティンは如何に!?」トランスポーター イグニション ペンタさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5新フランク・マーティンは如何に!?

2015年10月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

興奮

トランスポーターシリーズの大ファンなので、新作が公開されると聞いて行かない訳にはいきません。

今回の依頼品はなんと謎の金髪美女3人。父を人質に取られたフランクは仕方なく彼女らに従うのですが、その標的とはフランクの兵士時代のライバル、カラソフの命でした。

今回何と言っても注目すべきは主演がジェイソン・ステイサムからイギリスの若手俳優エド・スクレインに代わったことでしょうね

エド・スクレインも精一杯頑張っていましたし、アクションにキレがありましたが、やはりステイサムの持つシブさは越えられなかったと思います。 ちょっと若すぎですかね?(笑) こじゃれたセリフも無かったですし、うーんステイサム戻って来い!

ストーリーは非常に単純で既視感もありますが、それなりに楽しむことは出来ました。

何よりもアクションは凄まじかったです!
パトカーが何台も大破するし、空港では…。
ネタバレになるので具体的なことは言えませんので、ぜひ皆さんの目で見てほしいです。

今回の悪役は元軍人で、犯罪カルテルのボス、カラソフ。 演じる俳優はラシャ・ブコヴィッチという人で「96時間」や「ダイ・ハード ラスト・デイ」でも悪役をやっていて良い意味で小物感を発揮していました。 公式サイトのストーリーでは“狂人”と紹介されていましたが、今回も小物にしか見えずボス感はありませんでした。 もう一人ボス級の人がいてもよかったかもしれませんね。

フランクの父親役で出てるレイ・スティーブンソンはけっこう笑えます。

アクションはなかなかですが、やはり主演が代わったこともあり前3作よりは劣る印象です。 気楽に観れるので損はしないと思いますが。

ペンタ