劇場公開日 2015年12月5日

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「【第二次世界大戦下、リトアニア外交官”杉原千畝の勇気”に心打たれた作品】」杉原千畝 スギハラチウネ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【第二次世界大戦下、リトアニア外交官”杉原千畝の勇気”に心打たれた作品】

2019年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

 外交官・杉原千畝といえば、「日本のシンドラー」としてユダヤ難民に日本通過ヴィザを、自らに危険が及ぶギリギリまで発給し続け、6000人の命を救った男として、巷間に名が知れた人物である。

 今作は彼の人物(今作では唐沢寿明が、流石の演技で魅せる)が、勇気ある行為を行った背景及び、彼を支えた妻、幸子(小雪)の姿をチェリン・グラック監督がほぼ”ポーランド”で撮影した作品。

 鑑賞中、ホンモノ感が漂っていたのは、主要な登場人物の半数がポーランド人だったこともロケ地も含めて大きかったのではないか、と思った作品。

<派手さはないが、ナチスドイツの蛮行から多くの命を救った男の姿を丁寧に描いている作品>

<2015年12月7日 劇場にて鑑賞>

NOBU