モアナと伝説の海のレビュー・感想・評価
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映像はやっぱり綺麗だった。
モアナを作った方に会って色々お話を聞いたのですが、やっぱり本当にたくさんの時間をかけて、苦労したみたいですよ。
好みの問題かもしれないけどアナ雪より100倍好き。
海を舞台とした物語はやっぱりハズレ無いな〜と思いました。
モアナのような女の子大好きです。アリエルに似てませんか?性格が!
親の言いつけを守らずに好奇心旺盛な所とかアリエルに似てるな〜と思いました。
そして、みんなが言ってたマッドマックス!!
見たら分かりますww
すごく、貝殻が、欲しくなる、、、
日本のCMでは「海は最高の友達!」
みたいな内容だったけど、
実際に見に行ったら
「平和な海を取り戻してやっからな!!
やってやっからな!!!!」って感じでびっくり😳
観ながらずーっと予想を裏切られてばっかりで、
えっ…え〜〜!?!?
意外とモアナと家族ギスギスしてる〜〜!?
あっそんな…おばあちゃん〜〜〜😭😭😭
うわ溶岩の魔女テカ怖すぎ…むり……
おばあちゃんのくだりは涙腺がやばくなる…
私より先に映画を観た友人に「どんな映画?」って
聞いたら「マッドマックス…」と帰ってきた理由が
分かりました👍✨
最新ディズニーアニメの技術を堪能
やっと観ることが出来た。
吹き替え版。
モアナとマウイの声&歌。
すごく良かった。惚れ惚れする。
今回すごく感じたのが肌の質感。色。
おばあちゃんのフラの動きで特に感じた。
身体の動き。シワの具合。
二の腕にみるお年寄りの肌の質感。
すごい。
海の動きも色も勿論良かったけど
肌と髪に最新技術をすごく感じた。
最新ディズニーアニメの技術を
目の当たりにした感動。
映画館で観なきゃ勿体無い。
全面的に肌の出ているアニメだったせいも
あるけど赤ちゃんモアナのテケテケ歩きも
ぽちゃぽちゃ感もとても可愛いく
マウイの肌も弾力があって温かそうで
自然の匂いまでしそうに感じた。
皆さんもののけ姫とか
ゲド戦記とか感じたようですが
私は何故だか原作「風の谷のナウシカ」を思った。
巨神兵的な部分からか。
族長の娘が救世主だからか。
モアナは強くてカッコよくて素晴らしい。
自分が救ったなんて一言も言わないしね。
王子様はいないけど英雄がいるじゃん。
マウイはこれからも
いつまでもモアナを見守るでしょう。
そんな感じもまたナウシカっぽいか。
可愛らしい
ディズニー毎度の冒頭ショートムービーは本編に対して、ちょっと大人向けの内容だったと思いますが、いつも気付きをくれますね。
さて本編ですが「モアナと伝説の海」ということでしたが観終わった感想としては「伝説の海」というよりは「伝説の一族」とか「伝説の英雄」、はたまた「伝説の石」みたいな方がしっくりくる感じがしました。
同じディズニー作品と比べると「アナ雪」の方が私は好きだったかな。
モアナとマウイがメインで全体的に登場するキャラクターが少なく物語も少し単調に感じましたが全体の雰囲気は可愛らしかったです。
幼いモアナも成長したモアナも可愛らしく、ココナッツの海賊やニワトリだったりキャラクターは可愛らしかったですね。
マウイは少しウザかったかな(笑)
吹替で観たんですが、おばあちゃんの声を演じていた夏木マリさんの声がとても印象に残ってます。
存在感が凄かった。
おばあちゃんも素敵なおばあちゃんでしたが、私はお母さんがモアナを送り出すシーンにちょっとグッときましたね。
ミュージカル性の強い作品でしたが私は歌そのものというよりは雰囲気を楽しんだ感じでしょうか。
モアナが真実に気付いてからの歌声~心を元に戻すシーンは感動しました。
子供も大人も楽しめ、ディズニー好きなら尚、楽しめる作品だった思います。
近未来映画へのアンチテーゼ
行き過ぎた近未来社会への警告にも感じられる。モアナが、盗まれた神の心を返しに行くという分かり易い展開。特殊能力を持つマウイと旅に出かけるが...
アミニズム的な神や霊などのスピリチュアルな描写が印象的だ。神の心を盗んで、文明を豊かにするだけでは人間は生き延びれない、というメッセージ性のある映画になっている。また、モアナのピュアで前向きな生き方に励まされる人も多いだろう。
海中の怪物たちの個性的な描写は、ディズニーならでは。
主題歌以外の曲や、見せ場であるセバスチャンのシーンの曲がパッとしなかったのが残念。
悲観的な近未来映画が多い中、ポジティブで清涼感のある、ハイクオリティな映画に仕上がっているのではないか。
余裕でアナ雪越え
本作品は、ディズニーの映画史上一番面白かったです。今までには数少ないアドベンチャーの類の作品で、恋愛とはまた違った作品でしたが、とても楽しめました。個々のキャラクター性が生き生きと伝わってきて、爽快感も感じられました。
まぁ、紆余曲折を乗り越えて悪を討つという定石は今まで通りですが、足を運んで見る価値はあると思います
おばあちゃんマンタが現れた時は、鳥肌モノでしたね笑
選ばれたのではない、私が選んだのだ。
思ったより冒険してました!
最新の映像美に心奪われつつも、「神話」や「伝説」等の古典的な物語性も感じました。
私の中ではケド戦記(原作)やもののけ姫カテゴリーに分類された。
あと歌の力が凄い…自分でも何が琴線に触れたのか分からないままウルウルしてた。
吹替えで見たのですが、歌声良かったです。マウイの声優さんイケボすぎてトキメキました。マウイさん顔面的には所謂イケメン枠ではないと思うのですが、オリジナルでもきゅんとさせられるのか気になります。
※モアナもマウイも行動の理由が受動的だったのが気になったのですが、最終的には能動的になって非常にカタルシス。何かよく分かんないけど神に選ばれた、よりは、優秀なご先祖様の性質を受け継いでるから、とした方が納得する。
やっぱりディズニー💖
一ヶ月遅れでようやく見に行けた(*´ω`*)
まず初の4Dチャレンジwww
(レイトショーが4Dしかなかっただけ)
あんなに揺れるなんて思わなかったし、海の映画だから、かなり濡れた/(^o^)\予想以上…そして酔う…
もう当分は4Dお断りです🤚💦
そしてあの主題歌が耳に残って離れない。買おう!!wあとwelcome〜♪ってのもエンディングでかかる英語verの方すごくカッコよかった!!
今回の良き歌はこの二つ(^^♪
ストーリーはいつものディズニーらしい感じで…婆ちゃん突然ぽっくり…←納得出来ない
カタカナ多くて途中ハテナになったけど、まあおけ。
海の話だから映像がとても綺麗で癒され、モアナが1人前に成長していく姿を見て、大人になるにつれどこかに落としてしまったものや忘れかけてしまっていたことを思い出させてくれた。
この映画の一番は小さい頃のモアナが可愛過ぎて溶けるってことかな(*˘︶˘*).。.:*♡あと4Dだったから最後のシーンでアロマの香りが映画館中に香ったのは良かった🎶
さすがの仕上がり。
ラ・ラ・ランドのファンの方には申し訳ないが、もしミュージカルを
観るなら是非こちらをお選びください!と胸を張ってお薦めできる
作品。これぞ待ち望んだミュージカルだと思う素晴らしい仕上がり。
ディズニーだからというのはもちろん、名監督コンビが組んだこと
も大きいだろうが、南太平洋を舞台に少女モアナの成長をしっかり
見つめつつアドベンチャー満載に描いた王子様の出ない快作なのだ。
最近やたらと恋愛要素を排除している感のあるディズニーアニメは
強く逞しい女性キャラが高らかに謳い上げて大ヒットするのが定着
したようだが、今作もその二番煎じ?を見越して作ったのは明らか。
主題歌“How Far I'll Go”がすでに鑑賞後から耳に残って離れないし、
相棒マウイが歌う楽曲も素敵♪ザ・ロック様ことドウェインが演じた
このキャラの愛らしいこと!憎めないこと!図体がデカいくせして
実は小心者だったことが分かる後半でモアナとマウイの立場が入れ
変わる。プリンセスと呼ぶなというだけあって、モアナの独立心や
他者を労わる優しさが親を凌ぐ行動力となって総てを牽引していく。
テ・フィティの正体が現れる前の姿で、心を奪われたらどうなるか
もよく描けていて感涙、歌にドラマに映像美に優れたミュージカル。
(吹替版もいい出来だそう。さすがオーディション新星発掘力ですね)
ディズニー恐るべし!!
素晴らしい映像と音と音楽でした!!
千と千尋の神隠しにときにもののけ姫的な要素が見え隠れ。
とても分かりやすく力強くて暖かい
是非映画館で観ていただきたい映画です^ ^
プリンセス<冒険アドベンチャー!!
モアナが体張った肉体派プリンセスすぎて衝撃。笑
単身で海に出て、知恵としたたかさで船員を従え、何度も戦闘をくぐりぬけ、船を乗りこなすハードボイルドっぷりだった。そしてもはや素敵な男の子とのロマンスは必要としない潔さ!
(ビジュアルにインパクトありすぎのマウイとロマンスが生まれたらそれはそれで複雑だったけど。笑)
もう「アナ雪」で現代のプリンセス作品は王子様的男性を必要としないんだなって思ったけど、「モアナ」はもう潔いくらいにその要素を手放したなと感じた。
(そんな過去のディズニープリンセス作品をネタにするメタ発言もちらほら。笑)
代わりにこの作品は「本当の自分」をひとつの大きなテーマにしている。
「モアナ」は自分で葛藤し、困難を経て
「自分が何者か」のひとつの答えを自分で導きだす過程が描かれてた。
個人的ツボだったのが吹替版のシャイニーの声がROLLY!さすが良い声なのにそこはかとなく気持ち悪い(誉め言葉)!!笑
しかし海がめちゃくちゃきれいだったなあ。ディズニーはアニメーション映像としての美しさ、素晴らしさを観るだけでも毎回楽しみ。主題歌も良いし。
あとヘイヘイがやたらきもちわるい!笑なぜかわいいブタちゃんではなく旅のお供をヘイヘイにしたし。これもかわいいペット的な動物を連れてるディズニープリンセスへのアンチテーゼ?なのかしら?笑
あとハートが何だか飛行石(※天空の城ラピュタ)みたいだなと思ったのを皮切りに、
・海賊がコダマ(※もののけ姫)っぽかったり、
・ハートを女神様に返すくだりが、デイダラボッチに首を返しに行く(※もののけ姫)のみたいだなって思ったり、
・モアナが静かに怒り狂ったテカーに向かってくシーンは王蟲に向かってくナウシカ(※風の谷のナウシカ)を彷彿とさせたり、
ジブリ作品の要素が取り入れられてる気がしたのは私だけじゃないはず。
どうなのかしら。
少女よ、外へ目を向けよ。自らの道を見つけよ。
この映画には、大きく二つのテーマがある。一つは「外の世界へ目を向けよ」。モアナの住む島では、豊富な海洋資源と自然に恵まれて暮らしていける為、珊瑚礁の向こうの外洋に行く事が禁じられている。海へと出ていきたがる彼女に対し、父である島長は、海へと冒険に出るのではなく、皆の生活を守る島長となり、島の伝統である石の塔を(まるでバベルの塔のように)積み上げよ、と言う。珊瑚礁の中に居れば安全だ、石を高く積み上げよ…という父の言葉は、昨今の先進国で台頭しつつある保守主義やナショナリズム等の情勢と大きく被る。だがモアナはそんな父の言いつけを破り、闇に飲まれつつある村を救う為、そして言われたままに島長になるのではなく、本当に自分がしたいことを見つける為に、珊瑚礁を越えて波の荒い外洋へと旅立つ。「少女よ、内に籠るのではなく、勇気を持ち、外へ旅立て…」これが、まずひとつ目の大きなテーマではないだろうか。
二つ目のテーマは、英雄マウイというキャラクターに大きく関わる。マウイは神だが、生まれた時は普通の人間であった為、(おそらく神であった)両親から捨てられたという過去を持つ。親から愛されなかったというコンプレックス故、代わりに人間たちから崇拝される事に喜びを覚えるようになる。それゆえマウイは、人々から賞賛されるため、海から釣り針で陸を引き揚げて島を作り、太陽を引き寄せ、ついには世界を生んだ女神テフィティから彼女の心を盗み、世界から闇を作ってしまう。モアナはマウイにテフィティの心を返させるため会いに行くが、釣り針を失った彼は、単なる調子の良い小心者でしかなく、モアナを洞窟に閉じ込める等の卑怯な振舞いさえ見せる。また、戦いで釣り針が傷つくや否や、彼は臆病にも逃げ出す…。このような彼の振舞いから、彼が真の英雄ではなく、実は単なる自己肯定感の低い一人の男でしかない事が、物語の後半露呈されていく。
しかしその一方、モアナはマウイとの交流を通じて、自ら船を動かす術を身に付け、マウイに頼るのではなく、自らの力で障害に立ち向かおうとする。そしてそんな彼女を見て、マウイは人々から賞賛されたいが為ではなく、友人である彼女を救う為に、初めて自らの意思で自らの限界を越えて戦おうとするのだ。一方、モアナ自身も旅とマウイとの交流によって変わっていく。ただ言われるがまま島長になろうとしていた受け身の彼女が、勇気を持って珊瑚礁を越えて、マウイの力に頼らずに自ら障害に挑もうとするまでに成長していく。
自らを見つめ、自らの力でなすべきことをなせ…。これが、この作品の持つ、二つ目の大きなテーマであるように思う。
少女よ、外に目を向けよ。自らを見つめ、自らの力でなすべきことをなせ。モアナと伝説の海は、そんなメッセージ性が詰まった映画だった。
ただ一点、個人的にどうしてもこの映画を好きになれない部分がある。それはモアナとマウイの序盤の関係性である。モアナが主人公であるにもかかわらず、無力なモアナは男性のマウイの前だと徹底的にケアワークに徹するしかないという構図。勿論最後にこれは変化するのだが、自己肯定感の低い男の為に、ひたすらケア役に回る女性主人公というのは、昨今のディズニー作品にしてはずいぶん古い価値観に思えた。マッドマックスFRのオマージュを入れるくらいなのだから、その辺りのジェンダー観もアップデートしてほしかった。それが残念に思う。
心が洗われる海
海と友だちのモアナ。その美しすぎる映像美はため息が出てしまいます。
海の描写だけでなく、とにかく「きらめき」のシーンがもの凄くこだわって作られてる!波、カニのこうら、支えてくれる先祖、ティフィティの魔法。
マウイとのバディっぷりも王道だけれど良かった!邪推しすぎて裏切られるかと思いましたが。笑
歌もしかり、鳥肌の立つ映像体験が出来ます!!
面白かった!
アナ雪とはまた違うテンションで音楽とストーリー両方とも楽しみながら観れました。
強いて言うならもっと音楽のレパートリーが欲しかったかな?
あのメインの音楽が沢山出て来ていいけどそればかり的な印象があった。
ディズニー映画なのに恋愛要素ゼロなのが珍しと思ったけどない方があっさりしてて観やすい印象がありました。
DVD買うと思います!その位面白かった♪
やっぱりディズニーはイイ
モアナの可愛さ、素直さ、強さに心から感動しました!!
自分の生き方を決めるのは自分なんだ、というメッセージが真っ直ぐ伝わってきました。
両親の元から旅立つ時に、お母さんにぎゅっとされるシーンで涙…。
落ち込んでどうしようもない時に、おばあちゃんの精霊に励まされ、奮い立つシーンで涙…。
ティ・フィティに心を返すシーンでまた涙…。
ストーリー的には何となく読めちゃうんだけど、
映像がすごく綺麗だし、歌もいい。
最後まで飽きずに楽しめました。
かっこいいプリンセス
従来は恋愛要素もあるプリンセス物語。
モアナと伝説の海は、恋愛要素はなく、強い友情に最後泣いてしまいました。
おばあちゃんが海のエイとなって、モアナを護っているというばめんもグッとくるものがありました。
自分の気持ちに従って行動すること、諦めない気持ちを持って果敢にチャレンジしていく大切さを強く感じさせてくれる映画でした。
設定が良かった。
ネタバレあり。
物語は、所々、あれ?マウイなんで戻ってきたの?!とか色々突っ込みたいところもあったが、所詮はアニメなので気にしない事にした。
それよりも意思の強い女の子という設定が良かった。
モアナが、誰かに頼って冒険するのではなく、自分の力で船を漕ぎ、自分の意思で再び石を取りに潜って冒険を続け、自ら闘い、前線で突き進む強い女の子だったのがすごく良かった。
私はまだ20代ですが、私が小さい頃、女の子は弱く儚く「One day my prince will come 」と歌いながら王子様を待っていなければいけなかった。
強い意志があり、何度折られても戻ってくるようなバネの心を持ち、前線に出ようとする女の子は「男みたい」と笑われる世の中だったのが、徐々に変わってきたのではないかと感じた。
これからの女の子は、何にでもなれる。
お姫様にもなれるし、誰かにリードされるのではなく自分の船は自分で操縦するようなリーダーにもなれる。
そういった意味で、夢の詰まった素晴らしい作品だった。
実は誰にでも関係あるテーマ
海に選ばれた少女モアナが、世界を救うために旅に出る。正直言って「また選ばれし者の話かいっ!」「選ばれたんだから、そりゃ救えるだろうよ」などと思ってしまった。
ところがどっこい!モアナ全然海の力使えないじゃないすか!!海はあくまで手助けをしてくれるのみ。相棒となるマウイも、神の釣り針を使って様々と姿を変える力を持つ“選ばれし者”でありながら、いざ釣り針を手にしても上手く変身できない。
この映画はこの展開が最もミソであると思う。
持つ者に持たざる者、人によって才能は様々で、育つ環境や周りからの助けなどの状況も千差万別。モアナは海に選ばれたというある種の“才能”を持ち、海や家族の助けを得て世界を救いに行く。『わたし、選ばれたからできると思う!』的なことを言いながら目的地一歩手前まで来るも、撃沈。
落ち込むモアナに対する祖母の『お前はどうしたいんだい?』との声かけに、モアナはついに才能や周りの助けではなく“自分自身”を信じて立ち上がる。
そしてモアナのせいで釣り針の力という“才能”を失いかけて仲違いしたマウイも、最終的にはそれを犠牲にする覚悟で脅威に立ち向かう(余談だがこれはハン・ソロを連想させる、誰もが読めていた展開だw)。
王道で以外な展開など全くないストーリーではあるものの、
“才能の有無や周りの助けよりも自分自身を信じ、まず自分から己の人生に立ち向かうことこそが重要である”
と説くところがこの作品の斬新なところではないだろうか。
あと細かい点をいくつか、、
◯キャラデザインはアナ雪のほうがキャッチーで人気は出るだろうが、今回は特に主役のモアナをはじめ、多くのキャラクターの手足がふっくらしているところが印象に残った。必ずしも細くスマートな人だけが美しいわけではないと感じさせてくれた。
◯もともと洋画の吹替ファンなので今回も吹替で鑑賞したが、みんなとても良かった。モアナ役の屋比久知奈の歌声は伸びやかでブレがなく、いつまでも聞いていたくなる。歌っている最中の感情の変化を実に上手いことやってのけている。モアナが自分を信じて立ち上がるシーンの絶叫は圧巻!
マウイ役は尾上松也。ミュージカル「エリザベート」にも出演しているのは知っていたが、まさかこんなに歌が上手いとは!!ぜひ彼の歌声を環境の整った劇場で聴いてほしい。
そして今回のヴィラン(と言っても悪役感は薄めの)タマトア役にまさかのROLLY登場w これは最高だったww
他にも夏木マリ、安崎求、中村千絵、多田野曜平等、ミュージカルファンや吹替ファンを唸らせるキャスティングがなされており、この点も大満足だった!(中村千絵があんなに歌上手いなんて知らなかった!!)
◯そしてやっぱり音楽が素晴らしい!特に主題歌「どこまでも〜How Far I'll Go〜」は秀逸。劇中バージョンはモアナの海への憧れを歌った内容だが、アレンジと歌い手を変えたエンディングバージョンは物語を後から振り返って、旅に出る前の自分を懐かしみつつこれから先も大いなる旅に向かう、成長した主人公の気持ちが現れているかのよう。全く同じ歌詞とメロディなのに、ここまで異なる印象を抱けるのはすごいこと。またそれを訳詞した高橋知伽江氏に拍手を送りたい。
加藤ミリヤの歌唱がエモーショナルを掻き立て、自分はこのエンディングが流れ始めたときに号泣した。
また、後からサントラを聴いて気づいたが、映画終盤最も重要なシーンでモアナが歌う短い曲のメロディが、映画の一番最初に流れる曲のメロディと同じになっており、最重要曲をメインタイトル付近で流す構造もこれからのことを予感させるようで良かったと思う。
長くなってしまったけど、個人的には今のところ今年劇場で見た映画No.1!!ちなみに短編「インナーワーキング」も最高でした!!
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