劇場公開日 2017年3月10日

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「古代ポリネシアの民の冒険にワクワク!」モアナと伝説の海 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5古代ポリネシアの民の冒険にワクワク!

2017年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

近年のディズニー系の映画で海物「ニモ」や「ドリー」を
なぜか見逃してきたので、とにかく海描写の美しさに驚かされた!
まるで本物の海のようでした。

話は楽しいですね。
モアナが現代っ子っぽくちゃっかりしてて笑えます。

何よりも、古代ポリネシア系の人々が大海を渡って
東南アジアから南アメリカ大陸にたどり着いた
奇跡なような冒険の旅を画面で観せて貰って
もう、ワクワクします。
それだけでも値打ちもの!!

で、時間があれば吹き替えも字幕も観るのですが
今回はマウイ役の尾上松也さんが良い!!
さすがに歌舞伎の御曹司!
マウイは人と神の間にあるもの、
ある意味自分は特別!と言う意識がある存在なので
特別な世界で育ってきた松也さんには良い意味で
身に付いた感覚だと思う。
歌も上手いし、吹き替えも声優に劣っていなかったと思う。

で、
話のところどころに、どこかで観たような光景がちらほら!
これはアニメでやりたかったでしょうね。
おばあさまの化身が海を渡ってくるシーンは
ああ、「ライフ・オブ・パイ」
この軍団はもしや「怒りのデスロード」を通ってきたのか?
あれ?ここって「腐海の底」?
おお、これは「海のトリトン」の大海亀?
まさか、巨神兵?
最後は、しし神さま?

意地悪ではなくて、表そうとしているものが同じなので
そういう描写になるのは仕方ないかな〜
まあ、ご愛嬌ということで楽しんでください(笑)

星のナターシャ