劇場公開日 2016年5月14日

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「絶望的なまでに構成力のないスタッフによって作られた映画。」世界から猫が消えたなら en knさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0絶望的なまでに構成力のないスタッフによって作られた映画。

2016年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

濱田岳がいい。
猫がかわいい。
それしか褒めるところのない映画。

それ以外は演出に始終イライラさせられる。
まず何より構成力がなさすぎる。
過去の回想シーンがインサートで何度も入るが、ゴチャゴチャしていて観客に観させる気あるのかと思った。

あと音楽をかけすぎ。
音楽が主張しすぎててカンに触る。感情を強要されているように感じるシーンも多かった。CFやMV出身の監督なんかなんだろう。
Earth, Music&EcologyのCM2時間見させられてる気分。

細かな話だが、スマホを手袋つきで操作していたり、最後のシーンで頬の傷がなくなっていたり細部にも違和感のある演出も多かった。

原作は読んでないが、本は面白いのかなぁとは思う。だが、そのまま映像化しようとしているのかなんなのか、とにかく映画としてはとにかく駄作としか言いようがない。

en kn