善き人に悪魔は訪れる

劇場公開日:

善き人に悪魔は訪れる

解説

逃亡中の凶悪犯を自宅に招き入れてしまった主婦が体験する恐怖を描いたサスペンススリラー。アトランタ郊外で、夫や2人の幼い子どもと暮らすテリー。ある嵐の夜、夫が留守中の自宅に、近所で自動車事故を起こしたという男コリンが電話を貸してほしいと訪ねてくる。親切心からコリンを迎え入れるテリーだったが、彼の正体は移送中に脱走を図った殺人犯だった。狂気の殺人鬼役に「パシフィック・リム」「マンデラ 自由への長い道」のイギリス人俳優イドリス・エルバ。子どもたちを守るため決死の戦いに挑む母親役に「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソン。エルバが主演をつとめるテレビシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」のサム・ミラー監督がメガホンをとった。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。

2014年製作/84分/アメリカ
原題:No Good Deed
配給:ミッドシップ
劇場公開日:2015年5月31日

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映画レビュー

4.0タイトルと全米初登場No.1に釣られて鑑賞

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

短め(84分)の映画です。

 最初、移送中に優しく話しかけるおじいちゃんが善き人だったので、ある意味この人にも悪魔が訪れてしまったことになる。
 玄関で優しくする場面は一瞬、渡辺謙とか出てる邦画「怒り」を思い出した。自分だったらどうするか...中に入れるか、玄関で接するか…外は嵐だから確かに考えるけど、本人帰ろうとしてたから入れないかなぁ。修理業者が来るまで玄関で雨宿りはOKかと。。。

 犯行後、犯人目線を言えば、奥さんと気になる会話になっても、友達が来ても、頑張って普通に話してたじゃん!惜しい(苦笑)

雰囲気としては、効果音はホラーぽかった。ただタイトルに「悪魔」とありますが、狂暴さは少なく、場面によっちゃ犯人は紳士的にすら思える普通のサスペンス。
 偶然過ぎないか?と思える点もありますが、出だしの刑期の無念さ、中盤辺りの犯人の心理描写はなかなか良かったと思ってるので★4つにしました。

 悪いことした人は、決められた通り更生するまで受け入れてはならない。人の流れは上手くできている印象だった。

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はむちん2

2.0イドリスさん頑張ってるけど

2022年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

やっぱり貴方はイイ者役が似合います
悪役、無理があります
残念ながら?悪い人イメージが沸きません
やっぱり良い人なのです貴方は。
ちょい悪で根は善人、ってのがぴったりです
今後もその路線で。
無理なさらずに

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けはえ

2.5タイトルなし

2020年11月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

2.5ご都合主義の展開や登場人物にB級危機は訪れる

2019年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

興奮

夫が外出中の雨の夜、突然の訪問者が。車が事故を起こし、電話を貸して欲しいという。
女は親切心から男が招き入れる。
その男は実は、脱走中の凶悪犯とは知らずに…。

凶悪犯は当初、紳士的に振る舞う。
最近夫とあまり上手くいってない女は、魅力的なその男に好感を持つ。
が、ある事をきっかけに、不信感を持ち始める。
遂に男が本性を現す。
孤立無援の家の中で、女は幼い子供たちを守れるのか…!?

非常に緊迫感溢れる設定。
巧くやれば秀逸なスリラーになれそうだったのに、残念ながら何もかも陳腐なスリラーに。
凶悪犯が本性を現す前のやり取り。自然体な会話の中にも緊張感や心理的描写も織り込めそうなのに、ちょい下心見え隠れする下世話なやり取り。
女は元検事という都合良すぎる設定。
凶悪犯、時々隙が多い。
終盤、凶悪犯の元恋人で殺した女の家に舞台を移すが、その女と夫が不倫していたという、伏線ナシの突然の設定。
女は何とか凶悪犯を撃退。不倫夫にも見切りを付け、子供たちと共に新たな人生を始める…という、安直なラスト。

また、話の見せ方や展開もこれで良かったのか。
開幕早々、男が凶悪犯であるという説明描写があり、その後そうとは知らず招き入れてしまうという、それはそれでいいが、
凶悪犯であるという説明描写は一切ナシ、突然の訪問者とのやり取りの中から徐々に徐々に…という展開も良かった気がする。
最も、後者の場合、演出や脚本が優れていないと成り立たないので、本作は前者で良かったのかも。

尺は90分で、本当に暇潰し程度。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソンの両実力派が出演していながら…。
もしこの二人じゃなかったらスルーしていただろう、B級スリラー。

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近大
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