劇場公開日 2014年12月6日

  • 予告編を見る

「予備知識0で観たけど…」超能力研究部の3人 えらさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0予備知識0で観たけど…

2015年1月8日
iPhoneアプリから投稿

予備知識なしで観にいったらえらいことになる的な意見を散見しますが、僕は全く逆で、なかった故に非常にユニークな映画体験をすることができたというか…笑
映画として良かったというよりは、これを映画館で知らずに観たのが良かった。なぜなら僕はエンドロールまでフェイクドキュメンタリーということに気付くことができなかったからです。山下監督とプロデューサーのケンカとか固唾を飲んで見守ってました笑
いったいどんな顔でエンドロールを眺めていたんだろう…多分( ゚Д゚)こんな感じだったと思います。なんかすごい大掛かりなドッキリにかけられたような感じで…笑何が起こってるのかわからなくて、乃木坂ファンでもないのに観終わってすぐパンフレット買ってました笑
むしろフェイクドキュメンタリーと知ってて観るこの映画って面白いのかなと思ってしまうぐらいです笑

「普段プロデューサーや偉い人に操られている人形としてのアイドル」と「全てを自分で考えて指示しなければならない映画監督」の対比だとか、アイドルとは何かとかそんなことを考えながら観てて普通に面白かったです。乃木坂の3人の頑張りも伝わってきたし。僕は橋本奈々未さん推しです。

「全部ホントで、全部ウソ。」ってコピーも秀逸ですよね。というかこの映画の在り方そのものがアイドルという概念そのものを表しているのではないかとすら思ってしまうのです。全てが本物っぽいけど全てが虚像というか。うーん、好きだ。

えら