劇場公開日 2014年7月5日

「目が見えないという特性を存分に生かした良質のエンタメ作品。」ブラインド レントさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0目が見えないという特性を存分に生かした良質のエンタメ作品。

2023年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

主人公がめしいであることを逆手に取ったアイディアが最後までふんだんに盛り込まれている。
地下鉄でのスマホカメラを使った逃走劇、クライマックスの主人公のハンデを活かした暗闇での駆け引きなど各国でリメイクされるのも納得。

主人公がめしいになる原因たる冒頭の事故が少々強引だったり、刑事がお笑い要員として使われ過ぎていたり、クライマックスの接近センサーを使っての反撃シーンで近づいてくる犯人に声を上げさせたりしたら意味ないでしょ、等々、少し詰めの甘さがないこともないけど、概ね良い作品だった。

主人公はとても美しい女優さんだったけど、とにかくあのワンちゃんが可愛かった。それだけにあの子を殺したのだけは許せないな、刑事殺すのは許せるけど。

レント