ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者

解説

殺した相手になりすまして成功を手にした男がたどる運命を、「真夜中のピアニスト」「タイピスト!」のロマン・デュリス主演で描いたサスペンスドラマ。アメリカのミステリー作家ダグラス・ケネディの同名小説を原作に、舞台をフランスに置きかえて映画化。弁護士のポールは、美しい妻サラや可愛い子どもたちに囲まれて順風満帆な人生を歩んでいるかに見えた。ところがある日、妻サラが隣人の写真家グレッグと不倫していたことを知る。怒りを抑えきれずグレッグを殴り殺してしまったポールは、自分が死んだように見せかけてグレッグになりすまし、新天地で写真家として働きはじめるが……。主人公のビジネスパートナー役に名女優カトリーヌ・ドヌーブ。

2010年製作/116分/フランス
原題:L'homme qui voulait vivre sa vie

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0地味だけど目が離せない

2014年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

なぜか後半、殺人を犯し家族と別れたあとのほうが、幸せそうに見える。その対比はたぶん意図的なのだろうが、はっきりとした答えを示しているわけではない。
まったく別の人生を歩む劇的なストーリーには引きつけられるし、地味だけど目がはなせない。
逃げ続ける運命の顛末はここにはないが、明確にしないラストもくどくなくて良い。

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okaoka0820
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