マダム・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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良妻賢母なマダムのニューヨーク冒険記
家族の中で自分だけ英語ができないことを引け目に感じるシャシがニューヨークの語学学校で自分の尊厳を取り戻してゆくストーリー。
インド映画は、あの突拍子のないタイミングで歌い出し踊り出すのがちょっと苦手なのですが、(いままで沈んでたのに笑顔?!となる)これはミュージカルのように自然な入りで歌ってくれるので楽しめました。
ところどころ笑いも入れてくれ、ほっこり心温まる。
あー、英語ネイティヴのひとってたまにこういうデリカシーない人いるよなー、自分は英語しかしゃべれないくせに!!という皮肉なシーンには共感しまくり。
主演の女優さんが美しく、愛されキャラを演じておりました。
姪っ子ちゃんが、アメリカで育った男女平等リベラル感のいい味をだしています。
女性はもちろん、だんなさまにもみてほしい一作。
インド映画恐るベシ!
話の内容は、
誰かが亡くなるとか、感動の再会などなどは全く無い平平、坦々としたモノなのに、インド映画独特の歌、ダンスの効果も手伝ってここまで感動させらるとは!!!
毒が少ないのもインド映画の特徴。 尺の長さとミュージカル要素が少な...
毒が少ないのもインド映画の特徴。
尺の長さとミュージカル要素が少ないので、一般受けしそうです。
泣いて笑ってほっこりする夫婦の映画。
マダムの懸命さがステキ
英語を海外で勉強した人は間違いなく共感できる作品。通じなくてもどかしく、自分を責めたり、理解できなくて疎外感を感じたり。
そんな葛藤を抱えながら前向きに努力し続ける姿が清々しい。どこか薬師丸ひろ子さん似のマダム役の美貌にもウットリ。
個性豊かな面々
シャシが英会話で話せずに引け目に感じていた英語を学びにいく。
その生徒と先生のキャラがすばらしい。ゲイの先生について、生徒が噂しているところに、シャシが人の苦悩は皆同じというところは彼女の優しさが出ていて、好きなシーン。
ボリウッド映画 恐るべしっっ♪♪
2013年『きっと、うまくいく』以来、インド映画《ボリウッド映画》2年振りの恐るべしっっ!!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
しっかり真面目に家族の為に奮闘する ちょびっと古風な専業主婦シャシは、英語が苦手という理由から夫や娘から事ある毎に馬鹿にされている。そんな折、ニューヨークで暮らす姉の姪の結婚式の準備の為に独り不安を抱きニューヨークに行く事になるシャシ。通じない英語でニューヨークに全く馴染めない中(涙)、現地で「4週間で英語が話せる」という英会話教室を見付け密かに通う事にする。
自分自身の力と、心優しいニューヨーク在住の親族や素晴らしいクラスメイト達の協力で自分の自信を取り戻して行く!!
皆さん とてもとても魅力的っっ♪♪
インド映画らしい挿入歌も粋にポップ♪♪
ボリウッド映画は観ていて実に爽快やぁねぇ~(* ̄∇ ̄)ノ
新しいことを学んでいく楽しさ
新しいことを学んでいくということは楽しいことなんだよ、
ということをあらためて認識させてくれる映画。
・「May I」というフレーズを習うと、その帰り道に早速みんなでそれを使って楽しく会話。
・フランス人とインド人の主人公の「英語に不慣れな二人」が、“習った英語”を駆使してなんとかコミュニケーションをとろうとする。
・「entrepreneur (企業家)」「judgemental(決めつける)」など単語に興味を持つ。
などなど。。
劇中の言葉、
「快感と成長は、いつだって新しいことをした後に手に入る。」
それが画面からあふれ出していました。
月並みですが、私も一度は投げ出した英語を学んでみたくなりました。
もちろん今度はこのように“楽しく学ぶ”つもり。
みんな温かい
人のために生きるんじゃなくて、自分だってやりたいことをやっていいんだって。結婚していても、子供がいても、夢を持っていいんだって。
ラスト30分くらい、涙が止まらなかった。クラスのみんなが温かくて心地よい。
夢を叶えるのは、一歩踏み出す勇気から始まるんだなと、改めて感じた。
みんなシャシが好きになる♪(///∇///)
この主演女優さんがスッゴい美人で
……(^w^)
役柄からいって二十代ではないと思うんだけれど、儚げで守ってあげたくなる感じ……(///∇///)
もし仮にインドで東村あき子先生の『主に泣いてます』が実写化されるとしたら
「泉さんは貴女だ!ビシッ!」と指差ししたくなるタイプ(まあ、インド、やらないだろーけど( ̄▽ ̄;))
ストーリーも、色んなサイトの解説でだいたい分かる通りなんだけど、展開が『どや顔』ぽくないのが、
いいんだよね~( ´∀`)
しかし私がインドと言われて思い浮かぶのは『死んでもリセットされないカースト制度』とか『持参金目当てに花嫁を次々と亡きものにしてしまうアレ』なんですが、これらはもう昔の話なんでしょうか?
女性監督さんが作ったこの映画、
今のインドがどんな状態なのかによって、かなり意味合いが違って来る感じ……
庶民とは無縁のハイソな奥様の『憂鬱』なのか?
インド中の主婦が「うちの旦那や子供もあんな感じで……」と身近に感じられる映画なのか?
まさか、「今時、サリー着て歩いてるヤツなんていねーよ」じゃないでしょうけど、はからずも今のインドに興味津々です。
やればできるしやらねばできない。
英語の勉強のモチベーションになったという感想を見て、劇場に足を運びました。
笑いあり涙ありで面白かったですし、場内でもところどころ笑い声が聞こえました。
インド人の主婦(超絶美人)が英語ができないことを家族中でバカにされ、コンプレックスに感じていたところで、NYに住む姉の家に結婚式の手伝いで単身乗り込むことになるが…という内容。
言葉の壁の大きさも感じましたが、それ以上に英語が喋れる(=視点を変える)と、人生はこんなにも楽しくなる、というのが映画を通して伝わってきました。
ちょっと長めの上映時間ですが、思っていた以上に色々な出来事が起こるので、そこまで間延びする感じはありませんでした。
マダムが英語に楽しく向き合っているシーンや、姪っ子ちゃんに励まされるシーンは何だかこちらまで、うぉーやってやる!という気持ちになりました。
良作との出会いに感謝。
「歌って踊らないインド映画をどうぞ!」という劇場の謳い文句と、かねてから話題の「新次元のインド映画」の評を踏まえての鑑賞。
結果、非常に満足出来た一本。
本当に、女性だったら必見と言って差し支えない見事な作劇。
特別な事は何もしていないのに、これだけ伝えたいことが伝わる映画は出来るモノなんだよ…
なんて再認識出来たのも幸せな一作。
ただ「ありがとう」は大事だね…一つだけの残念点。
女性映画なのは確か、そしてただ主役の女性の魅力が描き切れて無いのも確か。
女優さんの美しさにかまけて「人から愛される一人の人間」という描写が希薄と感じたのも確か。
そこだけが、残念至極だった…
ビングリッシュ
素晴らしい。
久しぶりに映画館で泣いた。
女性蔑視や学が浅い人を軽んじる社会への皮肉、批判を込めたヒューマンドラマと言ってしまえばそれまでだが、すべての台詞に意味があり、ストーリーの構成がとても秀逸。
3つの言語が核となるが、その使い分けが本当に上手い。
フランスの彼が伝わらないフランス語で愛を語るシーンは漏れなく泣いてしまった(笑)
そのフランスの彼、並の映画なら彼と夫との間で揺れ動く主人公の描写に力を入れるのだろうが、この映画ではあくまで主人公は家族を尊重し、そして家族からの尊敬を求める芯の強い女性として描かれている。
これがこの映画最大の成功点のひとつであると思う。
無駄な恋愛話に時間を割かなかったのはとても良かった。
そしてレビューの多くで絶賛されているラストの英語のスピーチは、ほんとに映画史に残る名シーンの一つに数えたいほどの名シーン。 今までの伏線を全て拾い、そして夫と娘へ今までの言動の浅ましさに気付かせるという最高のカタルシスシーン。
最後はやっぱり夫との愛を確認しあい、誰もが、フランスの彼までもが不幸にならない大団円。
インド映画お得意の歌も素晴らしいし、文句の付け所が難しい映画。
私の人生でも上位だな。
日本でもっと話題になっても良いのにな。
私なら言い返してしまいそう(追記あり)
主人公のシャシは、古風な、いいお母さんであり、いい奥さん。
家族のためにせっせと世話を焼き、働いて、それが彼女にとっては当たり前であり幸せであるんだろうけど、やっぱり「ちょっとは分かってほしい」って気持ちがあって、その人間味が素敵だった。家族とのやり取りは、本当にどこにでもあるシーンばかりだと思った。シャシに感情移入していく中で、三十路の私の世話を焼く母親に、きちんと言葉で感謝を伝えなくちゃなとも反省しました(笑)
おい、お茶
あれ、どこ置いたの!?
そんな言葉に私なら、自分でやってよ!探してよ!と言い返してしまいそう。映画を見ていて、どんどんシャシを応援してしまいます。
英会話学校のシーンもいいなあ。あのあたりの言葉のスクリプトが欲しい!!
あと、差別に対してキッパリ批判したり、同性愛カップルが出てきたり、いろいろオープンになってきたんですね。世界のそういう流れは、いいんじゃないかなと思う。
作品の一貫性と、「清らかさ」がすごく良かった。安心して「お母さん」を応援できます。英会話学校だから、いろいろな国籍の人が出てきて、それも国民性が見えて、上手に作品を盛り上げています。
もし日本版があるなら、義理のお母さん、樹木希林さんに演じさせたいなー。
もう一度見たいし、DVDも買いたい作品です。
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翌日、親友とまた見に行ってしまいました。
この映画は、ネタバレを読んでも、楽しめる映画だと思う。二回目の方が心に余裕をもって見ることができたので、より感動して泣きました。
色々な伏線が散りばめられていて、それらが繋がっていくんですが、自然に物語が進行していくのが素敵です。
ぜひ何度も見て、これがあれか!と、たくさん見つけてほしいです(笑)
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