劇場公開日 2015年1月23日

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「芸術家は孤高だ。」ビッグ・アイズ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0芸術家は孤高だ。

2015年2月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

絵の作者をめぐるトラブルは、いったん起こると泥沼化するようだ。

本作は実話の映画化で、主人公のマーガレットは現在も存命で、エイミー・アダムスとのツーショットがエンドクレジットのときに出てくる。

絵のフリーマーケットのような場でウォルター(クリストフ・ヴァルツ)と出会ったマーガレット(エイミー・アダムス)は、すぐさま恋におち、しかも速攻で結婚する。
同じ芸術家と思っていたのに、ウォルターは絵を売ることに長けていて、芸術家の繊細さは持ち合わせていなかった。
そして、ウォルターは画家でさえなかった。

ひどい男だが、実際のウォルターは既に亡く、死人に口なしの状態で映画化したところに、少しだけ釈然としないものを感じる。

これがティム・バートン監督作。らしさは感じないが、この物語にひかれた彼の思いは込められている気がした。

芸術家は孤独なのかもしれない。

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mg599