劇場公開日 2015年1月23日

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「演出は控えめだけど、主演2人の演技が圧倒的!」ビッグ・アイズ ドスティさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5演出は控えめだけど、主演2人の演技が圧倒的!

2015年1月28日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

こんなことが実際にあったなんて驚き!当時大人気だったらしい、大きな瞳の女の子の絵は知らなかった。可愛いけど悲哀に満ちて不安な気持ちにさせる異形の者はいかにもティム・バートン好みの題材。気弱で人付き合いが苦手ながら芯の強い複雑な女性をエイミー・アダムスが見事に体現。腹立つ程口がうまく商才があり軽薄な詐欺夫をクリストフ・ワルツが完璧に演じていて、憎々しくも思わず引き込まれた。アートとは何か、ポップアートとは何か、芸術と商売の関係、アートとイラストの境界線など、皮肉も効いていてなかなか考えさせられた。

ドスティ